温湿度計【Inkbird】のIBS-TH1 PLUSを使ってみた。Bluetooth経由のスマホ管理で快適です。

生活用品

多肉の冬越しの為に試行錯誤している青森タニラーです。

今年は使用していなかったベランダをポリカプラダンで密閉し温室化して、多肉専用スペースとして冬越しに挑戦中。

ベランダ温室の環境を知る為に100均の温度計を置いていましたが、見に行った時の温度しか知る事ができません。天気予報に対して、予想気温に対して、それぞれ温室内ではどのような変化をしているかまでは詳細に把握していないのが現状でした。

もっとも冷え込む深夜は就寝中。もっとも気温が上がる日中は職場で仕事中。そりゃ知るすべがありません。かろうじて休日の日に、日中の様子を見れる程度です。

いかんせん本州最北端の地、青森の冬は過酷です。ベランダ温室と言えども寒さに耐えきれず枯れて行く株も見受けられます。

より正確に現状を把握する必要があり、原因と対策を立てねばなりません。

そこで「Inkbird」というメーカーから販売されている「IBS-TH1 PLUS」という温湿度計を使ってみました。

デジタルで温度と湿度を同時に測定でき、かつBluetoothでスマホと連携しスマホ越しに現場の様子を観察できる優れもの。

私の場合はブログも書いているので、曖昧な情報より限りなく正確な情報を発信する必要性もあります。

また、私の様にビニールハウスや温室を必要とする趣味をお持ちの方は、温度管理が必要な為にそのような設備を所有している事でしょう。可能な限り正確な状況を把握して置く事により的確な対策を講じる事が出来る様になると思います。

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温湿度計IBS-TH1 PLUS

まず使用した温湿度計、InkbirdIBS-TH1 PLUSの使用方法から解説。

精密品なので縦11cm横11cmのしっかりとした箱に入って送られてきました。

開封。取扱説明書と本体が同封されています。

取り扱い説明書は残念な事に英語でした。私は英語が分かりません(笑)。なんとなく分かる範囲で目を通した程度。(5~10秒!)

はい次!

本体には単四電池が2本必要です。

同封していないので別途準備しました。

本体のみで設置した場所の温度&湿度の測定が可能です。付属のセンサーを取り付け水の中にセンサー部分を入れれば水温の測定も可能。

本体にはマグネットが仕込まれているので、磁石が効く部分にペタっと貼り付けておけます。

画像は冷蔵庫に貼ってみた様子。これはスタイリッシュでいいのでは無いでしょうか。

ちなみに摂氏(℃)と華氏(℉)の切り替えも可能です。日本では摂氏(℃)が一般的に使われているので切り変える必要はないかもしれません。

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Bluetoothでスマホと連動

開封して電池をはめ込むとすぐに温湿度計としての使用が可能になります。

ここで、もうひと手間。アプリをダウンロードしBluetoothでスマホと連動できる仕様なのでやり方を説明していきます。

ぜんぜん難しくないので必ず連動しておきましょう。

初めに、取扱説明書と同封されているQRコードをスマホで読み込みます。

 

すると、次のような画面になります。お使いの端末がiPhoneかandroidかでお選び下さい。私はandroidなので赤枠内のGoogleplayへ。

 

続いて表示される画面でインストールを選択。

 

インストールが終わるとアプリが起動します。相変わらずの英語全開なので日本語化します。

左上の歯車マークをタップ。

 

言語を日本語へ。

 

最後にスマホと本体を近くに置きBluetoothのペアリングをすれば設定完了です。

 

 

 

設定が終われば次のような画面が表示されるはずです。

あとは、温度と湿度を管理したい場所へ本体を設置しましょう。

設置後はBluetoothの圏内であればスマホからリアルタイムで状況を確認できます。

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月別、週別、日別の表示

さて、ここからが本番です。

ベランダ温室に本体を設置し、1月某日の3日間を見てみました。

温度の推移

 

湿度の推移

知りたかった情報がびっしり詰まっています。温度、湿度ともに一日の最高と最低も記録

今まで知る事が出来なかった深夜の最低気温。何時にどこまで下がっているか。温室なのでおそらく外気温+2℃くらいじゃないか…。天気予報では‐10℃だからきっと‐8℃だろうって曖昧だった現場の状況を正確に知る事が出来ました。

意外と湿度が高い事も。冬なので湿度は10%~30%だという固定概念は見事に崩れ去りました。

使うメーカーで表示される誤差はあるかと思います。しかし、あるかないかでえらい違い。全時間帯を把握できるのは非常にありがたいです。

設置期間が長くなりデータの収集が進めば、週別と月別のグラフ表示も可能です。

更にデータの収集をし管理していきたい人の為に、CVS出力まで出来ちゃいますよ

この様な温湿度計を必要とする環境下の方には大変ありがたい機能では無いでしょうか。

水温計としても大丈夫

私はアクアリウムも趣味で、熱帯魚の水槽も所持しています。

試しに水槽でも使用してみました。何℃設定か忘れましたがサームスタッドを内蔵したオートヒーターです。

 

付属のセンサーを側面の差し込みに差し込んで、センサー本体を水の中へ投入。吸盤が付いているので固定しやすくなっています。

もちろん、全てのデータを記憶して管理する事が可能です。

注意点

Bluetoothなので圏外に出てしまえば当然ですがスマホでリアルタイムの状況は見れません。

しかし、全ての温度と湿度を本体が記憶していて、Bluetooth園内でアクセスすればそれまでの情報がスマホに送られて来ますのでご安心ください。

あと、電池式なので電池の残量には気を付けましょう。スマホ画面から電池残量も確認できます。

最後に

まぁ、普通に生活している環境でこの様な温湿度計を使用する機会は皆無です。

しかし、特定の環境下で温度変化を意識しなければならない趣味をお持ちの方。例えば私の様に多肉植物のような南国植物。またはメダカやらんちゅうを温室で育成されている場合はとても重宝すると思います。

温度と湿度の変化を見たいだけならタニタの温度計でもいいでしょう。

しかし、InkbirdのIBS-TH1 PLUSのいい所はやはりスマホで手軽に見れる事。ほんとに手軽です。

過去の記録を見るのも手軽。

我が家のベランダ温室は2階にあります。普段は1階のリビングにいるのでそこからベランダ温室の状況をリアルタイムで見れるんです。

春~秋までは屋外のビニールハウスに温湿度計を設置する予定。そこもリビングから遠くない場所です。夏場は暑さ対策をしなくてはならないので。

すべてリビングから監視可能。

なにかしらの事情で、温度と湿度の変化を把握したい場合はこの様な温湿度計のご利用を検討してみてはいかがでしょうか。

正確な現状把握は、正確な対応への近道となる事でしょう。

コメント

  1. Hayassan より:

    温湿度計データロガー Bluetooth IBS-TH1
    詳しく説明してくださり感謝です。
    私は米麹を自宅で仕込む者です。
    まさにこれが必要でした。

    商品ページより親切! thanks a lot!