窓際多肉がカーテンの開閉時に干渉する問題。ロールスクリーンが最適。

多肉植物

青森県の冬…。更に異常な寒さの2021年の1月。

温室化したベランダに納まらない多肉達を室内に取り込まざる得ません。

寒気で気温が-10℃を下回ること自体はぜんぜん珍しくない地域ですが、今年は雪の量といい気温といい非常に厳しい冬です。

気象庁のホームページより

-10℃を下回る日が多く大荒れ。

春先に建てたビニールハウスは残念ながら日当たりが悪くて移設しないと使えません。

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ビニールハウスを設置した想定で丸一年かけ敷地内の日当たりを調査したので春になったら一番日照時間が長い場所へ移動します。

温室化したベランダは有効に活用中。

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難点が狭い…。いくらか寒さでやられていますが、基本的には耐えています。

という現状につき、ベランダ温室に置ききれない多肉と葉挿しの子苗を保護する為に室内で管理中です。

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カーテンの開閉時に干渉

リビングへ取り込んだ多肉達。

一番日当たりのよい南向き大窓の前で管理中です。

全然予定してなくて、棚になりそうな物を家中から寄せ集めた状態ですけども…。

メタルラック(スチールラック)があれば便利そうです。奥行30cm~40cmくらいだと利便性が良さそう。

こんな状態で2週間くらい過ごしています。

もともと日照が短い冬でしかも室内暖房ありとなると、多肉達は成長し徒長しようとします。

いくらでも日照不足を改善したく窓際ギリギリまで寄せたいんです…。

日差しが窓から部屋に差し込む時間が長くても、ピンポイントで「この多肉」に日が当たる時間となれば短いもの。室内育成の最大の欠点です。

我が家の場合、リビングの窓は全てレース付きの2重カーテンです。

これまでは防寒と部屋が柔らかい印象になるカーテン一択でした。カーテンは暖かいんです。

可能な限り窓際まで寄せたい多肉棚…。これがカーテンの開閉時にほんのわずかづつですが多肉に干渉します。

この「ほんのわずか」がカギ。

完全に干渉しない所まで離すと影になる時間が早いのと、リビングのスペースへ影響します。

葉挿しは特にせっかく根付き始めた物が少しかすっただけでズレてしまったり、最悪床に落ちたり。

カーテンの開閉時に多肉棚をまたいで手を伸ばさなければならず、着ている服が引っかかったり。

出窓に置いてある多肉も同様です。窓際多肉とカーテンの相性が悪すぎる。

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ロールスクリーンで対応

あまりに不便なのでカーテンを諦めてロールスクリーンを使用してみる事にしました。

応急処置という感じです。カーテン自体好きな事もあり戻せるように外した物は洗って保管。

ホームセンターへ行きロールスクリーンを物色。

大窓用はそれなりに高いですね。

カーテンより防寒が下がる事は間違いないと思います。ロールスクリーンを使った事が無いのと、いきなり高価な物を買うと失敗した時の精神的ダメージが大きそうなので安めの物をチョイスしました。

窓枠に対して外付けを想定した物と内付けを想定したものがあるので、取り付けを検討の際は実際の寸法を良く測ってから買いましょう。

我が家のサッシ開口をおおよそ測ったところ縦200cm横168cmでした。

既にカーテンレールがある場合、それに直接ロールスクリーンを固定する金物を取り付ける事も出来るようです。

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ロールスクリーンの取り付け

では取り付けましょう。

取付自体はとても簡単です。

付属の取付金物をビスで固定するだけ。足場となる脚立(椅子でも可)などとドライバーがあれば大丈夫。

必要な物は全て付属していると思います。

ビスで固定する場合、壁の裏側(見えない)に木材の下地が必要です。

窓の周辺はサッシを固定する為に木材で囲まれているのでそこら辺がねらい目。

金物の取り付けが完了したらあとはロールスクリーン本体を金物に引っかけるだけです。

出来ました。作業時間は30分もかからず終わります。

ひとまずここで寒さチェック。

思ったほど冷気が伝わって来ないのでしばらくこれで行こうと思います。

という訳で、カーテンレールも撤去。

カーテンからロールスクリーンへ交換して一番初めに感じたのは

部屋がとても広くなった印象がします。

本来の目的である開閉時に多肉と干渉する問題は完璧に解消されました。

カーテンレールは外した際に残る壁に開いたビス孔(釘孔)はティッシュでササっと隠しましょう。

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それぞれのメリットとデメリット

私の価値観でカーテン・ロールスクリーンのそれぞれのメリットとデメリットをまとめます。

カーテンのメリット

  • デザインがいい。
  • 防寒性能が高く暖かい。
  • 開閉時気持ちがいい。(シャーーッ!)
  • レースのみでの使用が出来るので明るさの調整が出来る。
  • 洗濯が簡単。

カーテンのデメリット

  • 部屋全体が狭くなった印象を受ける。
  • 窓際多肉には相性最悪。

ロールスクリーンのメリット

  • 開閉の手間が少ない。
  • シンプルなデザイン。
  • 部屋が広くなり無駄なく有効に活用できる。
  • 物によっては洗濯可能。
  • 窓際多肉との相性最高。

ロールスクリーンのデメリット

  • カーテンより防寒が劣るが耐えられる範囲?
  • 開けるか閉める。どちらかしかなくレース的な使い方が出来ない。

個人的にはカーテンが好きなので理由が無い限りカーテン派です。

しかし、ロールスクリーンに変えてみて視覚的な部屋の広さにとても驚きました。見た目だけでなく実際にロールスクリーンは省スペースなので広くなりますし。

取り外しも簡単なので気分で変えてみる物あり。模様替えの様に気分転換効果が大です。

最後に

私の選んだロールスクリーン「麻風」は外から見るとうっすらと人影が写ります。

本気でロールスクリーン一本で行く場合、遮光性能がある物を選べば夜間に外へ光が漏れる事はありません。

部屋の印象を大きく左右する部分なのでカーテン、ブラインド、ロールスクリーンなど好みに合わせ選んでみてください。

多肉に引っかかるなんて理由から発展した大窓のロールスクリーン設置でしたが、問題を解決し使い勝手も良く見た目も気に入りました。

しばらくはこれで行こうと思います。

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