多肉植物セデベリアのハンメリー。極寒の青森で淡いピンクの紅葉が美しい。

多肉植物

2021年1月17日。あっという間に年明け2週間が過ぎました。

今年は非常に寒い冬になっています。

1月の段階で‐10℃超えを連発で多肉達にとっても試練の冬。観葉植物に比べると圧倒的に耐寒性のある多肉植物です。しかし、いくら防寒対策をしても限界を感じております。

日照を確保する為にはビニールハウスや温室といった屋外に近い状況になり、気温が絶望的。

気温を確保する為には暖房のきいた室内となり、日照が絶望。徒長が止まりません。

諦めるところは諦めるという決断が迫られそうな限界ラインです。

気象庁のホームページより私の住んでいる青森の地域、2021年現在までの気温の推移をご覧ください。

やばいですよね。1/9の最低気温が-20.1℃とか。例年こんなに冷えません。2月でもここまでは酷くないです。

最近雪解けが進むような温かさを感じましたがそれでも最低気温は‐10℃前後。

地元民は熊じゃないけど、必要意外の外出は控え可能な限り暖房のきいた自宅で過ごす冬眠状態に近い生活です(笑)。

コロナで不要不急の外出とか言うけれど、これでは嫌でも家に居ます。寒いんですよ本当に!

多肉を避難させている温室化したベランダにさえ、出るのをためらう始末。管理もままなりません。

寒さによる被害も大分出ています。それはまた別の機会にまとめたいと思います。

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セデベリアのハンメリー(紅葉)

寒い寒いと不平不満ばかり言ってしまいましたが、必死に耐えている多肉達もたくさんいます。

その中からセデベリアのハンメリーをご覧ください。

セデベリア属は「セダム属xエケベリア属」の属間交配で誕生した品種。

それぞれの特徴をあわせ持つ良いトコ取り。

セダムと言えば細かい葉をたくさん付ける事と生命力が強く増やしやすい事。

エケベリアと言えばロゼット型に広がる美しい姿と綺麗な紅葉。

そしてセデベリアのハンメリーがこちらです。(1月撮影)

淡い色あいが柔らかくやさしい印象を受ける仕上がりとなっています。

寒さに負けず絶賛紅葉中。

雪国に良く似合いそうな感じではないですか!?

そんな見た目から” スノージェイド”という別名もある程です。

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ハンメリー(12月)

およそ1ヵ月前の12月に撮影した画像があったのでこちらもご覧ください。

外周部の大きい葉は全体的に、中間部~成長点は葉先が紅葉するというのが多肉の紅葉。

紅葉の始まりも外周部から始まって行きます。

気温が下がるにつれて緑色が薄くなり品種によっては白っぽく変化。育てた環境で大分違った紅葉をするので、綺麗な紅葉をしない場合は育て方を見直す必要ありです。

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ハンメリー(成長期)

暖かい季節になれば一斉に緑色になる多肉。ハンメリーも例外ではなく緑色一色へと。(10月撮影)

この時期の多肉は緑色ばかりで個性が無く冴えないと感じるかもしれません。

しかし、成長期にしっかりと日に当て水を上げる事でより美しく紅葉期を迎える事が出来るのでしっかりと管理しましょう。

葉挿し

セダムの特性を受け継いでいる為、育つと茎立ちして行きます。セダム同様に茎の部分で切り挿し芽にする事で増やす事が可能。

葉挿しは少々難しく、成功率低め。

不可能な訳ではないです。手入れの過程で出る不要な葉は葉挿しに挑戦してください。

最後に

この様な品種は単体で育ててもあまり映えません。数本まとめて育てる事でより見応えが出るので積極的に増やして行きたい所です。

私も、昨年に一株の状態で購入したハンメリーを今年はたくさんに増やしたいと思っております。

何はともあれ、寒さ最難関の2月を乗り越えるのが重要。

春が待ち遠しいです・・・。

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