エケベリア属の紅化粧。年中紅葉のべっぴんさんでした。

多肉植物

多肉の育成って本当に難しい。

同じ品種でも育成環境が違うと全然違う見た目になったりします。

室内か屋外か。東側か西側か。隣同士に置いていても違う色になったり…。四季のある日本では更に安定しません。

寒さに強い品種と言われて育てて見れば真っ先にリタイヤしたり、逆もまたしかり。結局の所育てて見ないと分からない。

まぁ、そんなことも含めて多肉ライフを楽しめばいいんですけれども。

綺麗に育った時は嬉しいものです。

ではでは、今回は我が家のエケベリア属の「紅化粧」をご紹介。

エケベリアはカンカン照りの日当たりがお好みなので可能な限り屋外の明るい場所で育てて見ましょう。

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紅化粧(成長期)

一年を通して成長期と紅葉期で全く違う見た目になる多肉が多い中で、この紅化粧は成長期でも葉を縁取る赤色がくっきり現れています。紅くお化粧したようなべっぴんさん。

成長するとどんどん茎立ちしていくタイプの品種で子株もたくさん出ます。子株は枝を伸ばし広がっていくので群生しやすいのが特徴。ギュウギュウではなく距離を取りながらそれぞれが育っていく感じ。形はエケベリアらしく綺麗なロゼット型です。

エケベリアは単体で美しい品種が多く徒長や葉焼けを起こしてしまうと立ち直るのに時間がかかるものですが、この紅化粧はどんどん子株を出してくれるので多少のダメージは気にしなくても良く伸び伸びと育成を楽しむことが出来ます。

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紅化粧(紅葉期)

11月。青森では初雪も降る季節、他の多肉達はそれぞれの色に紅葉が進む季節です。

紅化粧の見た目はそれほど大きく変わりません。とはいえ、葉を縁取る赤の範囲は多少広くなりました。

 

多肉の育成はとにかく日当たり。まずこれが大前提です。

その次に水の量と肥料。

これらのバランスが取れた時、とても綺麗に育つと思います。

多肉の育成は水を上げると徒長しだす、肥料を上げると徒長しだす、というのが常識。確かにそうです。

水を絞って、肥料を上げなければ多肉は可愛く育つんです。しかし大きくはなりません。バランスが大切で自分で育ててみて加減を見極めるしかない部分だと思っています。

最近の私のブームは肥料あり、水ざぶざぶ。

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紅化粧(真冬)

青森の真冬1月の様子。

連日、相当やばいくらい冷え込んでいますが耐えているように見えます…。ぎりぎりかな…?

この時期、どの多肉も緑色が薄れて黄緑色っぽく変化していき、品種によっては白っぽくなるほど緑が抜けています。

紅化粧も例外ではなく、緑と言うよりは黄緑色。赤色の縁取りが映えて更にべっぴんさんへと。

子株もかわいいですね。

葉挿しでも良く増えてくれるので、増やしやすいのもポイント。

最後に

記事を書いている今日は1月20日で大寒(だいかん)です。一年で最も寒い日とされ、節分の頃まで続くと言われています。

北国タニラーの正念場、冬越え真っ最中ですが着々と近づく春。冬将軍との戦いももうじき終わりを迎えそうです。

最難関の2月を目の前に多肉達には最後のひと踏ん張りを期待しています。

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