ハオルチアの窓特集!魅力を決める最重要項目。それぞれの個性。

多肉植物

多肉植物ハオルチア属。日光が大好きな多肉植物の中でハオルチアだけは直射日光下で育つことのできない品種。

原産地では岩陰などの木陰で半分土に埋まり、地上に出ている透明な窓から光を吸収すると言われています。

直射日光に一日当てるだけで、次の日には黒ずみ室内に取り込んでも日を重ねるごとに弱って行きます。

対応が早ければ持ち直す事もありますが、そのままお星さまに成りかねません。

かといって、日光に全く当てないと徒長してしまう難しい子。

レース越しで日の当たる窓辺くらいがベスト。育てる場合は自身の環境で様子を見ながらハオルチアが一番元気に育つ場所を見つけてあげる事が大切です。

そんなハオルチアの最大の魅力、通称「窓」と呼ばれる葉先の透明な部分。品種によりそれは多様で個性が決まる重要な要素になります。

私が所持しているハオルチアの窓に注目して見てみましたのでご覧ください。

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オブツーサ

まずは、ハオルチアの代表格でもあるオブツーサから。

小ぶりで成長しても直径は5~6cmくらい。そこからは子株を出して群生し、全体的にモコモコになる感じです。

窓の拡大画像

ツヤツヤの葉に透き通る美しい窓。さらに先端にはヒゲが一本!なんの為のヒゲなんでしょうか?(笑)

整った形に分かりやすく美しい窓。それに加えてギュウギュウ感がたまらない人気品種。

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光るオブツーサ

続いては光るオブツーサ。オブツーサが光の加減で光って見えるっていう話ではありません。

まったく違う品種で「光るオブツーサ」という名称で流通しています。

オブツーサより黄緑色で、ライムグリーンに近い色をしています。

そして名前の由来になった窓に見えるラメの様な模様。これが発光している様に見える為。

拡大画像

大きさや成長の仕方はオブツーサと同じで、一株は小さめです。

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紫オブツーサ

紫味がかったオブツーサ。普通のオブツーサより葉がひと回り大きく、全体の直径は7~8cmくらい。

紫が濃いので透明の窓がより強調された美しい品種。ツヤツヤギュウギュウはオブツーサ共通。

成長はとてもゆっくりで一年育てて、ひと回り大きくなったかな?くらいのもんです。

拡大画像

美しさならトップクラスだと思ってます。

マクラータと宝草錦

ここら辺からちょっと足早にご紹介(詳しくないとはちょっと言えない)

マクラータから。ホームセンターで購入後、一年で目に見えて大きく育ち、子株も吹きました。

尖った葉が特徴で先端部には窓を持ちます。

宝草錦

宝草の斑入り品種。ハオルチアの斑入りは色素の抜けた部分がミルキーホワイトでとても美しいんです。

白琥珀斑ピリフェラミルキーと美窓オブツーサキャッツアイ

名前が難しくなって参りました。

白琥珀斑ピリフェラミルキーから。なんどか調子を崩し育成に難航している品種です。

美窓オブツーサ キャッツアイ

これは徒長している訳ではなく、この様に葉の長い品種。葉挿しの成功率は高かったです。

エメラルドフラッシュとウンブラティコラ

エメラルドフラッシュは上から押さえつけた様に葉の上部が平らになっているのが特徴。

名前の通りエメラルドグリーンな色合いです。

ウンブラティコラ。カタカナは一度間違えて覚えるとなかなか抜けなくなりますので、よーく読んでください。ウンブラティコラです。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。手持ちの物しか紹介できませんでしたが、気に入る物はあったでしょうか?

エケベリアやセダムにはないハオルチアの良さがあります。

緑一本で勝負する男気を感じますね。それでいて、それぞれにしっかりと個性がありファンの心を掴んでやみません。

室内でも育成ができる多肉植物なので、気に入るハオルチアを見つけたなら育てて見て下さい。

 

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