多肉と過ごす青森県の冬。使っていないベランダの有効活用で冬越しに挑戦。

多肉植物

北国タニラーの最難関、冬。

昨年の冬越しはあまり良い結果にはなりませんでした。室内での冬越しを目指しましたが、日照不足なのに暖房で多肉には徒長する環境となったのが原因です。

雪国の多肉冬越え。極寒の冬を超える為に実践した方法。失敗に終わる!
2020年の今年は例に見ない暖冬な年となりました。 昨年2019...

今年は冬の事も考え、思い切って多肉専用のビニールハウスを建てました。

ビニールハウスを建てた位置が日当たりの一番いい場所と思っていたのに、季節が進み日が傾くと周辺の住宅の影となる時間が長く、これでは少々まずそうです。

多肉植物の為に建てるビニールハウス ~ハウス本体編~
2020年 6月。ここ青森県に短い梅雨が来ます。冷える年は暖房が必要に...

自宅の周辺は2階建ての住宅に囲まれています。ビニールハウスは今年いっぱい日の動きを観察し影になる範囲を限定して来年移設を予定します。

夏は日が高く、冬は低いくらいの認識で、改めて日の傾きによる影になる範囲の変化を考えた事がありませんでしたが、多肉を育て始めて日の当たる範囲にとても関心をもっています。

スポンサーリンク

日の傾き

太陽の角度が一番低くなるのは冬至。毎年12月21日~22日頃にやってきます。日中の時間が一番短い日と覚えている人も多いのではないでしょうか。

分かりやすく例えるなら、夏至は太陽を真上に見上げる感じなのに対し、冬至は軽く目線を上げるくらいの差。

Wikipediaより太陽の角度を図解すると

この様になります。角度で言うと夏至=78.4度、冬至31.6度(東京)になるようです。

こうやって見るれば冬至の太陽の角度は大分低いですね。建築物(住宅)を建てる建築士の方たちは窓から日を取り込めるように設計段階で検討する部分でもあります。

わが家で、この日の傾きが多肉の冬越しにいい条件となりそうな場所を発見しました。

スポンサーリンク

使い道のないベランダ

温かい季節、全く日の当たらない我が家のベランダ。作りはこんな感じです。

撮影が11月なので日が入っていますが、温かい時期は屋根の影となり全く日が当たりません。スペースも人がひとり通れる程度の広さ。

ハウスメーカー的には洗濯物を干すとか布団を干す想定のエリアに該当すると思います。

しかし日が当たらないので洗濯物干し場としては使われず、寒い季節はベランダに出る気になれないので、これまでは全く出番なし。

寒くなる季節(日が傾いてくる季節)になると日が入るのであれば、これは多肉置き場に最適なのでは!となっている訳です。

スペースはこんな感じ

2階なんで周辺の住宅で出来る影の影響も受けません。

これは無駄だったスペースが一気に有能なスペースへと昇格ではないですか。日の当たる時間も11月の段階で9時~日没まで。時間により壁際はもう少し早く影になります。

スポンサーリンク

ベランダで冬を越す為に

ベランダは屋外。そのまま置いては屋根があっていくら日が当たっても外気温が低すぎて無理そうです。-5度くらいは余裕で想定内なので。一日通して氷点下も想定内。

そこで去年の冬に使った簡易ビニールハウスをベランダに設置する事にしました。ベランダのスペース的に2つ置けそうなので、1つは去年買った物を、足りないもう1つを購入して計2個置きます。

3000~4000円くらいでホームセンターから買える安いやつです。

ビニールハウスには保温性はありません。

ハウス内の温度は日に当たっていない時間、外気温と同じくなります。

しかし、日が当たる時間は日光が煖房変わりとなりハウス内の温度はグングン上昇します。

外気温が0度でもハウスに日が当たっていると1時間もあれば20度くらいまで上昇します。

これを利用し、例えば外気温が0度の時

  • ハウスなし屋外 → 日が当たらない時間=0度 日が当たる時間=0度
  • ハウスあり屋外 → 日の当たらない時間=0度 日の当たる時間=20度~30度

この様な状況を作れます。これならいけるかもしれない。

日が当たってもずーっと0度だと寒くて死んでしまう物も、日中数時間は20度以上となれば生きていけるのでは!?

もちろん曇りの日もあります。それでもこれなら屋外で日照不足にならず冬を越せるのではないかと考えています。

うまく行けば、一日の温度差も大きく最高の紅葉も期待できるかもしれません。

ハウス内なので積雪、霜、寒風対策にも万全。心配なのはやはり外気温。大寒波で−10度とかもありますし…。そういう日は室内避難しかないかもしれません。

実践あるのみ

どーのこーのいっても室内は無理なのでやってみるしかない。

という訳でやってみました。

両側に一つずつ設置。

ベランダ内は強風が吹いても風が巻く程度で飛んで行く事はないと思います。転倒防止の為に最下段に重しのブロックを設置。一番下はどうせ日陰で使えないし。

あと、光を少しでも多く取り込むためにアルミの反射効果が期待できる物を設置。画像の物はアルミ断熱材(レジャー用アルミマット)ですが、ハウスの外側に設置しているので断熱が目的ではありません。反射が目的です。

光がたくさん入るという事は、日照を確保する以外にも、温度を少しでも高く、長く保つ効果が期待できます。
上から2段は十分な光を確保できるエリア。3段目は日陰気味。ハオルチアでも置こうかな。4段目の最下段は物置という構成。
それが2セット。

設置完了

簡易ハウスを設置し、多肉を収納した様子がこちら。

終わったのが夕方3時過ぎ、日も十分に届いています。

とりあえず、設置した簡易ハウス2つに、可能な限り入れてみました。入りきらない分もありますけれど、それらは他の方法を考えて行きます。

温度管理も忘れずに。100均より温度計を購入。

わが家は分譲地。周辺のお宅も同じ時期に建てられた住宅がほとんどで、デザインも似ています。

同じ様なベランダが付いているご近所宅が多いけど皆様使われておりません。こういったベランダは最初は面白がって出てみるものの、すぐにデッドスペースになるんでしょうね。

設置後の我が家の外観。下からみても何をしているのかは全くわかりません(笑)。

最後に

青森ほど冷え込まないけど、なにか寒さ対策が必要とか、私と同じようにベランダの使い道がない方は、このような簡易ハウスが役に立つと思います。

2段~4段タイプとラインナップがあるので、環境に合う物を見つけられるのではないでしょか。

それ以外でもチョコっと温室でも意外と効果が期待できるもんです。
2ℓのペットボトルを半分に切り、被せて置くだけでも何もしないよりは全然いいはずです。内部の温度上昇、霜防止、寒風保護と十分な効果が期待できます。数が少ないならペットボトルで十分だったりします。風で飛んでいくので、対策はして下さい。
使い道のなかったベランダがこんなに有能なスペースになるとは思いませんでした。皆様の環境でもこういった実はとても使い道の有る場所がないか探してみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました