極寒の1月。多肉の紅葉は寒すぎると色が抜ける!?限界のその先へ。

多肉植物

山々の紅葉は気温が下がる秋の風物詩。そして冬を迎える前に紅葉した葉は全て落ちます。

多肉の場合は少し違い、紅葉が始まるのは秋からですが、そのまま枯れずに春を迎えます。

そして一般的に日本で育てられる多肉の紅葉は1月~3月に最盛期を迎える地域が多いのではないでしょうか。

私の住む青森、本州最北端なので寒いのは周知の事実。にしても今年は異常に寒いのです。1月も後半にして今年はすでに5度目の寒波が到来しました。その寒さはまさに冬将軍

ビニールハウス、ベランダ温室の限りなく屋外に近い環境で管理している多肉達に関しては限界ギリギリもしくは限界突破領域の環境です。

物によっては酷い凍傷で天に召している状況。室内もフル活用につき諦める選択を迫られております。

そんな中、紅葉の最盛期を生存の限界ラインとするならば、紅葉を終え?更にその先に突入している多肉達がいます。

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限界を超えた多肉達

紅葉は美しい。紅葉とは多肉が受けるストレスの表れとも言われます。

気温、水、日光のバランスが紅葉の度合いを決めるポイント。

日光は私の環境下で最長の日照を確保できるベランダ温室。水は極限まで断水(気温が上がる予報の時はその日に乾く程度の水やりをします霧吹きとか)。残る気温、これがヤバイ。最低気温が-10℃~-20℃の日が今季はすでに17日もあります。

そんな環境で見た多肉達の変化、紅葉は寒さが深まれば更に増すものと思っていました。

ところがどうでしょう・・・。紅葉していた色は抜けて行き白っぽくなるではありませんか。

桃太郎

例えば桃太郎。11月の様子。

これが1月には・・・。

爪先だけ綺麗に赤色が残り、それ以外は完全に抜けています。これはこれで綺麗なのですが。

花うらら

例えば花うらら。こちらは12月の様子。紅葉最盛期なのでしょうか。

これが1月には・・・。

ね?花うららは緑色が強く出ている品種です。見る影もなく黄色っぽいです。

枯れる手前なのでしょうけれども・・・。がんばれ花うらら。

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その他の多肉達

その他の多肉達にも同じような症状が見られています。

一気にご覧ください。

ブルーバード

カナペ

デローサ

レティジア

クララ

全体的に11月~12月の紅葉と比べれば明らかに色が薄くなっています。

黄緑~白っぽくなり葉を縁取る赤色はほとんど見られません。

寒すぎるのが原因なのはほぼ間違いない所で、生きるか死ぬかのぎりぎりラインで見られる現象っぽいです。あと一歩踏み込めば枯れるダメージを受けるまさにぎりぎり。

とはいえ、生きていますよ。寒さに耐えています。

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最後に

品種次第で多種多様な反応をみせる多肉ですが、美しさMAXを迎えている株もいます。

それがこちらの乙女心。

下側の葉から徐々に枯れて行くので先っちょにポンって感じですけれども、とてもかわいいです。

もう少し・・・もう少しで春が来ます。頑張れ我が家の多肉達!!

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