弱っていたサンスベリアを屋外で育ててみた結果。屋外は偉大です。

観葉植物

ついつい室内に長い期間置きがちな観葉植物。窓辺に置いてあげればいいのですが既に先客が陣取っていて出番が回ってこないとかあります。

我が家のサンスベリアがそれで、定位置は部屋のコーナー。インテリアとしては最高だけどそこは日が当たりません。そして細く弱々しいお姿になっておられます。

立ち寄るホームセンターの園芸コーナーで目にするサンスベリアとは明らかに違う様子でした。

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日照不足のサンスベリア(トラノオ)

さて、これまで我が家のインテリアとして活躍してくれたサンスベリアがこちら。

土に近い部分は細く自立していられない葉もありました。成長も遅く新芽が出てもなかなか育ちません。明らかな日照不足。

観葉植物として流通していますが、サンスベリアは多肉植物に分類されています。多肉と言えば日光。

室内の日が当たる置き場所は空いていない訳で、春~秋までの間は屋外で過ごしてもらう事にしました。

以前このサンスベリアを使い葉挿しを紹介をした記事があるので合わせてご覧ください。

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屋外生活6か月

屋外で過ごす事6か月。目に見えて変化が…。真夏も遮光なし。

以前は影を潜めていた幅広の葉が復活!残っていた細い葉は風で折れてしまい、残った葉も葉焼けでダメージを受けています。

しかし、今年の新芽たちは全て幅広でしかも想像以上に成長が早かったです。

先祖帰りしてしまって斑が消えている葉もありますね。

子株達はしっかりと斑入りのトラノオで発芽。

日陰で育つと濃い緑色になりがちで、日照が十分な日光下で育てると黄緑色が強くなります。

これはポトスでも同じような現象が見られていました。

観葉植物ポトスを室内と屋外で育てた結果、それぞれの変化
観葉植物はインテリア性もあり一般的に室内で育てている場合が多いのでは無いでしょうか。 我が家でも観...

簡潔に言うと、日陰で日照が少ない場合、少ない光量で光合成をする為に葉緑体が沢山作られ、結果的に緑色が濃くなります。

葉緑体とはwikipediaより

光合成生物にみられる細胞小器官であり、プラスチドの一種である。黄色のカロテノイドや多量のクロロフィルを含むので一般的には緑色に見える

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葉挿しの子株もワイルドに

葉挿しから成長した子株もまた日陰生活でした。

ヒョロヒョロですね…。この子株も屋外で管理する事6か月。

見違えるようなお姿に育ってくれました。

葉挿しなので斑は入りません。親株同様に新しく出てきた芽は幅広で、それでいて室内より明らかに早い成長です。

最後に

親株、葉挿し子株共に日のよく当たる屋外で雨ざらし。人工的に水やりは無しの状況です。置き場所がないから外で放置しただけじゃないのか?と深読みしてはいけません。

春先にきちんと植え替えて、外で過ごして貰ったんです。

観葉植物の中でもサンスベリアの場合は特に日光が必要だと改めて思い知らされました。

パキラやポトスなら窓辺で十分育ちますが、サンスベリアはそれだけだと足りないかもしれません。

可能なら日中は外に出して日光浴をさせましょう。※とつぜんの強い日差しは葉焼けを起こすだけです。日陰管理が長い期間続いているなら徐々に日光に慣らすようにして下さい。

屋外で育った葉は丈夫で真上にしっかりと伸び、風を受けて折れてしまう事もありませんでした。

皆様の家にも日陰期間が長くなっている植物はいませんか?日光は大切ですよ。

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