青森県の多肉事情。寒い、とにかく寒い。しかも寒波の時は-10℃以下は当たり前。
しかし、多肉達は寒さにとても強くほとんどの品種が寒さに耐えています。もっと言うなら寒いほうが美しく、綺麗な紅葉を見せてくれます。
一人前の大きさに育っている株は、ほぼ全て無傷で冬越え中なのですが、一部に冷害がみられました。
お気に入りのチワワエンシス
数ある多肉の中、私のお気に入りランキング上位のチワワエンシス。
まずご覧ください。
色といい、葉の形といい。パーフェクト。
とてもお気に入りの一株です。
わが家に着たばかり当時の画像がありました。
かわいいですね~。
そんなお気に入りが寒さでダメージを受けてしまいました。
冷害!?チワワエンシス
寒さの続く季節、一日を通して氷点下の真冬日が1週間以上続き最低気温は-10℃をも下回っていました。
それ自体は珍しくなく、毎年数回はこの様な寒波に見舞われます。
さて…そんなある日、多肉パトロール中に発見してしまいました。
チワワエンシスの異変。
げ・・・!
下の葉がシワシワしてるのは別に構いません。問題は葉の先端、爪付近に見られる欠けている部分。
夏場なら虫に食べられたか?ってような痕跡。
寒くて虫はいないし、同じ場所から動かしてもいないので考えられるのは冷害なんでしょうか…。
寒さや暑さでやられるときは全体的に変色、葉がブヨブヨになるケースしか見た事がない。
やっぱり虫?うーん…。
上から
なにやら成長点もおかしなことになっちゃてませんか?異変が起きているのは間違いなさそうです。
もう少し様子を見て見ます。
その他の冷害
チワワエンシス以外にもいくらかダメージを受けました。
これらは明らかに寒さによるものです。
愛染錦。かろうじて成長点は生きているので室内へ避難。
そしてグラプトペタルムのアメジスティナム。
元気な頃から。
そして。典型的なブヨブヨ症状です。
見た目は完全にキュウリかナスの漬物。
一応、室内に取り込みましたが手遅れ感が。生きて新芽を出してくれることを祈ります。
最後に
真夏と真冬。住んでいる地域で差はあれど皆様も苦労される事かと思います。
努力むなしく、天に上る株も。
普段から環境に慣らすことで、植物は耐性が付き丈夫な株に育つんだとか。
あまり甘やかさし過ぎず、限界を見極める…。
しかも、致命傷となる気温にさらされた場合、その時に枯れるのではなく徐々に弱っていきますよね。それからいくら気温が上がっても弱っていく一方なんです。
更には、同じ品種でも枯れない株と枯れる株。難しいです。
以前に多肉のプロに伺った話だと、「寒さに負けない強い株に育てればいい」と。
限界状況で生死を分ける最後は精神論かもしれません。
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