多肉植物ハオルチア『斑入り入門』宝草錦とピリフェラ錦を育てて見よう!

多肉植物

斑入り(ふいり)のハオルチアってとても高級品です。

愛好家に人気が高く、フリマアプリでは高価で取引されている物も多く見受けられます。

素人目に何がそんなに違うのか!?分からない辺りがマニアックな世界観をかもしだし、普及種で満足している私には手が出せません。

品評会も開かれているほどなので熱心なファンが多い分野。ここまでたどり着くにはハオルチア愛が必要ですね。

そんな斑入りハオルチアの中から比較的価格が安く、購入しやすい宝草錦とピリフェラ錦をご紹介します。

「錦(にしき)」とは斑入り(ふいり)を示す呼び名。

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宝草錦(たからぐさにしき)

ハオルチアとしては安価な宝草の斑入り品種「宝草錦」。

安く見られがちですが、存在感があり見ごたえ十分な品種。

斑の入り方はとても気まぐれで、気が付けば全然違う見た目になる事も珍しくありません。

ミルキーホワイトの斑がとてもキレイ。

プリップリの肉厚な葉との相性もバッチリです。

子株を良く芽吹くのですが、こちらの画像をご覧ください。

とても美しい真っ白な子株。全斑と呼ばれる状態です。

綺麗な子株だと喜んでばかりはいられません。

成長(光合成)に必要な緑色の葉緑素が全くない状態=全斑。

親株から切り離してしまうと育つことが出来ない残念な株なんです。

増やすのが目的の場合、全斑はハズレ。綺麗なのに勿体ないですよね…。

さてさて、そんな宝草錦。ハオルチアの斑入り品種の中ではお求めやすい価格なので育ててみたい方にはちょうど良い品種でオススメ。

そんな私も育成中。

もっともっと詳しくなったら、斑入りハオルチアのマニアックな世界へとたどり着けるかもしれません。

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ピリフェラ錦

宝草錦と同様に比較的価格が安く、とっつきやすいピリフェラ錦。

こちらも入門にはピッタリ。

とは言いますが、これがなかなか育成が難しいです。斑入り品種なので成長が遅いとか耐性が低いとかあるのでしょうがうまく育てれません…。

日当たり加減が分からないんです(汗)。

ハオルチアなので屋外直射日光で放置はNG。推奨は半日陰…。

室内窓辺で日照が4時間くらい確保できる場所、そこでレース越しの日差しくらいがいいのでしょうか。非常にハードルが高いです。

画像の株は1年間育成していますが、一度大きく調子を崩して立て直し、ほぼ大きさは元のままという状況。徒長もしてるんですかね?これは。

現状の環境がベストなのか判断するのが難しい為、育成難航中の株でした。

とはいえ、お求めやすいハオルチアの斑入り品種なので挑戦してみたい方にはオススメです。

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最後に

エケベリアやセダムは真夏以外とにかく日に当てる。ひたすら当てる。という分かりやすい管理。

しかし、ハオルチアは微妙な位置で少々難しく感じております。

綺麗に育つベストな場所を見つけたならば、あとはそこでひたすら放置すれば良い。これがなかなか難しいのです。

光が強すぎると黒くなるし、弱すぎると徒長する。

お気に召す場所が見つかっても移動を余儀なくされる場合、また置き場所に悩むと…。

育てて見ないと分からない部分が多い品種だと思います。

ハオルチアの育成は置き場所が全てと言っても過言では無い。

満足させれる環境を与えられたなら、それはそれは大変美しい姿を見せてくれるはずなので、是非探してみて下さい。

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