次々とグッピーが死ぬ…死の水。原因はなんだ!?ソイルが怪しい!

アクアリウム

グッピーが死にまくります。原因は必ずあるのですが分かりませんでした。

考えられる事を少しずつ改善してグッピーを追加しても死にます…。

水槽がここまで調子を崩す事は珍しく、しかも対策をしても効果が得られず八方ふさがり状態が続きました。

その期間は実に1年…。その間、死の水と化した我が家の水槽でモチベーションも大きく低下していきます。

最近、やっと負のサイクルから脱出できたのでまとめてみました。

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独自の管理

途中休みも入れながらアクアリウム歴は30年を超えている私。

専門的な知識はありません。

経験と勘が中心。

酸素、二酸化炭素、PH(ペーハー)、KH(炭酸塩硬度)、GH(総硬度)、アンモニア、亜硝酸、硝酸塩などなど言葉は一通り知っていますが、では水槽内の水質は現状どうなのか!?となると不明です。

では、どのように管理しているのか?というと。

水の匂い、水の色、コケの状況。見て嗅いで判断。

1週間~2週間に一度、飼育水の1/3を交換する。これを怠らなければ大事に至る事はほぼありません。

要は循環のサイクルが理想に近づけば安定するし、バランスが崩れれば臭いや色で変化が現れるんです。

例えば、魚の餌。これは元々水槽内に存在しない何かを外部から水槽へ投入します。

魚がいなければただただ腐敗して水質が悪化、悪臭となって現れる事でしょう。

しかし、餌を魚が食べる事により餌を吸収分解しフンとして排出します。これもまた水槽内には元々存在しない物。そのフンをバクテリアや植物が吸収分解していく。ここら辺からは目に見えないサイクルです。

これらのバランスが自然界の状況に近ければ近いほど理想の環境という持論。

とはいえ、水槽内の環境では完全に自然界の再現は不可能で、最終的に分解できずに残り続け蓄積されていく何かを定期的な水替えで補い、水槽内の環境を一定に保つイメージです。

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バランスが崩れた起点

これまで大きくバランスを崩す事の無かった水槽が死の水へと変わったターニングポイント。

1年前の水槽リセット

今思えば、ほぼこれで確定です。

ではこの時何をしたのか!?

まず、リセット以前の状況から整理します。

60cmスリム水槽

  • 底床 → 砂利
  • ろ過装置 → 水中フィルター
  • 照明 → 小型の部分的に照らすやつ
  • 生物 → グッピー、レッドチェリーシュリンプ、キラースネール

これを

60cmスリム水槽

  • 底床 → 砂利 → ソイルへ変更
  • ろ過装置 → 水中フィルター → 底床フィルターへ変更
  • 照明 → 小型の部分的に照らすやつ → 横幅全域の照明へ変更
  • 生物 → グッピー、レッドチェリーシュリンプ、キラースネール

リセットに至った主な目的はソイルを使ってみたかった。それに伴い底面フィルターの採用。ついでに照明。

ソイルは吸着性の物をチョイス。

底面フィルターは安い物でok。

照明は…。まだまだ値段が高いですね。その中でも安めの物を。

リセット後、1ヵ月~2ヵ月はすこぶるいい調子でした。

黒色のソイルで水槽の見た目も引き締まり、大変満足していたんです。

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そして訪れる原因不明のグッピー連続死事件

グッピーの寿命は短く1~2年程度です。水槽内でもよく繁殖するので長く飼育しているとたくさんの死を見る事になります。

加えて混泳しているレッドチェリーシュリンプの寿命も同じように1~2年程度。

これまでは、稚魚を特別に保護していないので、親魚の数が多いと稚魚食べられてしまう為にあまり増えすぎません。

逆に、親魚の数が減ってくると稚魚の生存率が上がり一定数まで増えます。

このサイクルでグッピーを追加で投入する事はほぼありませんでした。稀にオスメスのバランスが悪くなり追加はしましたが。

それが徐々に変わっていきます。

初めはあまり深く気にせず、グッピーの数が減ったので追加しました。

しかし、様子がおかしいんです。追加したグッピーがすぐに死んでしまいます。

ここで思ったのは、「初めから弱ってたんだ。店の管理に原因があったのだろう!」はい、クレーマー(笑)。実際にお店へは言っていませんのでご安心ください!

気を取り直して再度追加。

ここでも、もって1ヵ月。全て死んでしまいます。

途中、グッピーが余っているので貰って欲しいという知人からも頂きましたがこれまた全滅。申し訳ございません…。

考えられる原因の対策

追加で投入する過程で考えられる原因の改善に努めています。

ここで私の経験上、非常に厄介だったのが冒頭で述べた「独自の管理」見て嗅いで判断する基準。

見た目は透き通るような透明な水。臭いもうまく循環出来ている時の匂いです。

水質悪化の疑い

臭いは無いが目に見えない何かの蓄積を疑い水替えの改善。

主に匂いが無いのでアンモニアでは無く、亜硝酸や硝酸塩あたりが怪しい。

しかし目には見えません。普段は水替えで改善される範囲のはずです。これが想定以上に発生しているのではないか。

水替えは普段1週間に1回。1/3程度です。水替えの量を増やし半分以上の水を交換するようにしてみました。

更に、途中1週間に2回の水替え。あとソイル内に蓄積されているヘドロ状の汚れを意識して吸い上げる掃除。

改善は見られず、グッピーは死にます。

極端な酸性化の疑い

平行して、水槽内の水質が強酸性になっている疑い。

水替えをしなければ、どんどん酸化していく印象を持っている私。砂利などの岩や石はアルカリ性を示す場合が多いはずですが、使用しているのはソイル。

ソイルは弱酸性の水を作るとされています。これに何かの付加要素が加わり、極端な酸性の水になっている説。

リトマス試験紙やph測定器があれば一発で判別できます。無いので勘。

そこで投入したのが100均の牡蠣殻(カキがら)。

牡蠣の殻やサンゴ砂は水に入れるとアルカリ性を示します。

これを使って水質の安定を狙う。

効果なし。グッピーは死にます。

シュリンプやキラースネールも減少

グッピーがどんどん弱って死んでいくのでそればかりが目についていました。

ヒレを畳んでフラフラ泳ぐ…。ああ、これダメだ。を繰り返し。

私の経験上、魚の異変に気付いてから対策しても手遅れな事が多いです。

というか手遅れです。数日後には死んでしまうんです。

そうならない環境作りを目指す以外ない。

今回、死の水事件では「松かさ病(鱗が逆立つ病気)」まで見られました。長いアクアリウム歴で初めて見る物でした。

発見=手遅れです。

そんなグッピーにばかり気を取られていましたが、ふと気づくとレッドチェリーシュリンプの数も明らかに少ないでは無いですか!

以前までワサワサいて、来客が水槽の除くと「え…!?うわ…」となるくらいが数えれる程しかいません。

ソイル

私の知識でやれる事をやりましたが改善は見られず、もはや残るはソイルのみ!

初めに大切な事なので聞いてください。

ソイルが悪い物ではありません。むしろ技術のたまもの、アクアリウムの画期的な提案です。

ソイルが無い時代からアクアリウムをやっていますが、いまや皆が使っているのでは?と言うくらいメジャーなものです。

人気があるのは理由があるから。

ソイルはいい物で間違いございません。

ですが…。私の飼育下ではこのソイルが死の水を作っている可能性が非常に高いのです。

というか、残るはそれしかない。

いざ!リセット!

ソイルをどうしても使いたくて、そのほうが何かアクアリウムっぽくて…。て不純な気持ちで使ってきました。

底面フィルター+ソイルが最高の組み合わせって鵜呑みにしてきました。都合が悪い事には全て蓋をして。

リセット自体、ほぼしない私。思えば繰り返される掃除で底面フィルターの更に底へソイルが詰まりフィルター自体が浮いてきて手を焼い事多数。その度に手探りでフィルターを一番底へ戻す。

過程でソイルは崩れ泥状に。それをホースで吸い上げて…。

底面フィルターはソイルの底に作られる空洞へ水流を作る事で、砂利やソイルそのものをろ材として機能させるもの。

その空洞にソイルが詰まって来ては…。

今なら言えます。これ底面フィルターの意味ある?

底面フィルターの範囲が広いのでエアポンプでは役不足。水中ポンプと組み合わせてパワーを上げ広範囲をカバー出来る様にして使用しています。

砂利投入

そんなソイル、見た目は非常に気に入っていました。

似た印象にする為、黒色の砂利をチョイス。

砂利は厚めに敷く派なので3袋。

結構大粒です。大きい物だと1cmくらい。1袋2kgで478円。

底面フィルターの場合、砂利が細かいとまた空洞に侵入してきそうなので大粒の方が初期状態を維持しやすいと思います。

ショップオリジナルの為に同じ商品がネット上に無いので似た商品を載せて置きます。

水を張るとこんな見た目です。

 

ソイルの時と同様に引き締まった見た目でいいのではないでしょうか!

リセット後の白濁は当ブログ一押しバクテリア「イノベーション」で一撃です。次の日には改善されます。

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生きれる水へ

これでもダメならしばらくアクアリウムはお休みするつもりでした。

グッピーは全滅しているのでいません。残っているのはレッドチェリーシュリンプとキラースネール。

熱帯魚コーナーで新しく入れる魚を物色。

グッピーを見れば死のイメージしか沸かない…。きっともう大丈夫なんでしょうけれど。

家族で相談し、ここは心機一転プラティーを入れてみようと話がまとまりました。

投入後1ヵ月。ヒレを綺麗に開いて生き生きと泳ぐ姿は久しぶりに見る生きた水。

勢い付きオトシンクルスを追加で投入。

そして、これまた久しぶりに見るレッドチェリーシュリンプの抱卵

※見るからに中間が透明なルリーシュリンプですけれども!レッドチェリーシュリンプから出てきたのでそうさせて下さい。

見事に復活を遂げた我が家の水槽がこちらです。

見た目は死の水同様の透明な水。しかし中身は全然違う。

試行錯誤の痕跡でウィローモスがハゲ山となっております。

ハゲ山となった原因の記事がこちらです…。

水槽内を覆う緑藻を撃退。100均でやれる事。
我が家の水槽が大量の緑藻で覆われました。ソイル入れ替えの為に水槽をリセ...

2021年から再スタートとなりました。

リセット後は一匹たりとも調子を崩さず元気いっぱい餌を食べ泳ぎまくる生きた水。

死の水を乗り越え、ようやく改善されました。

最後に

最後になりますがわが家の場合、死の水を作っていた諸悪の根源は「ソイル」であったと言わざる得ません。いや、扱い方が悪い私か…。

ソイルの交換(リセット)にたどり着くまで行った改善項目も影響していると思います。

ソイルを使ってグッピーを上手に飼育しておられる方もたくさんおりますので、正確な原因は不明。

しかし、ソイルをやめて砂利にしたら死の水から生きた水へ変わったのは事実。

グッピーに限らず、個体の原因不明の連続死に悩む方、もしソイルを使っているなら砂利にしてみるのもありです。

水草飼育では圧倒的な効果を発揮するソイルですが、生体への影響は悪く働く可能性があります。

ともあれ、私のアクアリウムライフは難関を乗り越えまだまだ続く事になりました。

たくさん餌を食べて、がっちりした体型、色つやが良く繁殖もする。これは育成の環境が整わなければ達成できず、それがアクアリウムの醍醐味です。

育てている品種は違えど、癒しや和み、達成感はみな同じはず。

失敗には必ず原因があるので、それを見つけ改善してこれからもアクアリウムを楽しんで頂けたら幸いです。

 

最後に、この記事をみた読者様から頂いた意見をご覧ください、大変参考になります。

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