2021年7月、コロナ禍でのオリンピックでざわざわと慌ただしく賛否が渦巻く開催となっています。吉と出るのか凶と出るのか…。
そんなコロナ禍にも関わらず本業がとても忙しくブログの更新がままなりません。これまたいい事なのか悪い事なのか。週休三日制も囁かれる今日、時代にそぐわないかもしれませんけれども仕事があるのは有難い事でもあるので「押しては引いて」でしのいでいます。
さて、多肉のお話を。今回はエケベリアのピンクザラゴーサ。エケベリアが好きな管理人ですがその中でもお気に入りの品種です。
ピンクザラゴーサ
初めに、7月のピンクザラゴーサをご覧ください。
どうですか、かわいいでしょ。
青森で多肉を楽しんでいる訳ですが、7月でもしっかりと紅葉している多肉達が多数います。ピンクザラゴーサもそのひとつ。確かに秋になればもっとピンク色にはなります。でも現状で十分な美しさ。
スッと伸びた爪先は濃いピンク色で見とれてしまうほどキレイです。
全体的にピンクががっているとても上品なエケベリアだと思います。
冬の様子
実はこの株、秋に胴切りをしたため十分な体力が無い状態で極寒の冬に突入しました。
冬までに根が張るだろうと思ったのが甘かった。
その結果、こんな状態で暖房無しの冬を越しました。
12月の様子
寒くなるとギュッと締まるのが多肉。胴切りした為に株も小ぶりで葉にもシワが寄っています。
紅葉と言う意味ではこの位が見ごろ?でしょうか。
季節は更に進み、真冬の2月暖房無し
寒さで続々とお星さまになる多肉達の様に正直な所、この子もダメなのか…と思ったりしました。
胴切りの時期は慎重に検討しましょう。
なんとか春を迎えた5月
寒さで色は抜け落ちて、凍傷の後もみられますが冬を乗り切りました。
そして、冒頭で紹介した様子へと復活をとげたのでした。
胴切りや葉挿し
胴切りの時期をミスったわけですけど、その後しっかりと成長を続けています。
胴切り後、真冬を迎えてしまった様子がこちら。
残っていた葉は全部落ちて子株だけ。
この状態で数か月。これまたダメになるんだろうと…。諦め半分で放置の結果、暖かくなり成長を再開。
こうやって見ると、多肉は強い!って思うけれども、実際は同じような状況でダメになってしまう多肉達はたくさんいます。
胴切りとセットで葉挿しも確保。やはり時期が悪かった。
複数あった葉挿し、根や芽はでるも如何せん寒すぎました。
無事に成長できたのはほんの一握り。
時期さえ間違わなければ、安定して葉挿しできる品種だとは思います。
分かっていてもやめられないの気持ち・・・わかるでしょ?
最後に
原種のザラゴーサを筆頭にザラゴーサ系は小ぶりなものが多いです。小さめの葉で葉数が多いのが特徴。
そのザラゴーサにピンク色を付加したピンクザラゴーサ。交配式は不明の様です。
エケベリアの爪好きにはたまらないはず。
綺麗なロゼットにかわいいピンク。美しい爪と非常に気に入っているエケベリアです。
流通量は多くないかもしれませんが見かけたらゲットする価値ありだと思います。
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