オフィスディスクでも多肉を育てたい。LED卓上スタンドでエケベリアは育つのか!?

多肉植物

私はディスクワークの仕事をしています。

働き方改革が進む現代、職場環境は以前より大分改善されたと思います。

しかし、そこは職場。価値観の違う人が集まり同じ仕事をするわけでストレスは尽きません。そんな職場に少しでも安らぎをと自分のディスクに小さな観葉植物を置いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私もその一人です。

自分で育てる小さな植物にふと目をやると癒されるものです。

観賞植物の場合、耐陰性がある品種も多く蛍光灯の光でもある程度育ってくれますよね。ですが多肉植物だとそうは行きません。瞬く間に徒長を始め、原型をとどめない見た目へと変化して行きそれは癒しではなく逆にストレス?に。

多肉植物が好きな私は、なんとか職場でも多肉を育てれないかと模索し、LED卓上スタンドライトで多肉の育成を試みてみましたのでご覧ください。

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ダイソーのLED卓上スタンドライト

使用したLED卓上スタンドライトはダイソーの製品で300円。

ディスクワークの方はパソコンを使いますよね?電源はUSBで確保できる物が望ましいです。

こちらの製品は光量を3段階調整ができ、最大で50lmの出力だそうです。

電源はUSBと乾電池の2way(乾電池は付属しません)。アームはグニグニ曲がりライトの位置を希望の場所で固定できます。

300円とは思えない程のクオリティです。流石はダイソー。

普通に卓上ライトとして使用する分には申し分ないのではないでしょうか。

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ちょっと改造

さて、今回はLED卓上スタンドライトを多肉植物の育成を目的として使用してみるという試みです。

明るさは強ければ強い方が望ましい。

製品の状態を確認してみましょう。

読書などを想定しているのでしょうか、LED電球に半透明のカバーがされています。このまま点灯してみます。

見た感じ、カバーのせいで光が遮られ弱いのではないか・・・。

なら外してしまえ。

道具は何もいりませんでした。つなぎ目があるのでそのフレームを少し手で煽ったら上下に分離し間に挟まっていた半透明のカバーだけをキレイに取り外す事ができました。

プラスチック同士の固定は小さな爪で引っかかっている、もしくは凸凹の組み合わせです。

効果はいかほどに・・・。点灯。

おおぅ…かなり明るくなりましたよ!これなら多肉の育成に使えるかも!?チェレンジあるのみですね。

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チャレンジに選ばれた多肉達

やってみよう。

「LED卓上スタンドライトで多肉は育つのか!?」チャレンジに選ばれた多肉達は以下の3品種。

上の白っぽいのが「白雪姫」。左のが「紅化粧」。右が「ピンクザラゴーサ」。

全て葉挿しで育った1才の子株達です。

私はエケベリアが特にお気に入りで、そしてエケベリアの育成にはとても強い光量が必要です。屋外のカンカン照りが理想。

職場で多肉を育てるならやっぱりエケベリア。そうと決め選ばれた3品種は全てエケベリアです。茎立ちしない品種を選抜したかったのですが、諸事情につき「紅化粧」は成長すると茎立ちします。

育成環境

それでは実践です。まずは環境から。

仕事の邪魔にならない場所へ設置。いやむしろ上手く行くなら邪魔になっても構わない。

ディスクワークなのでパソコンは比較的そばにありUSBから電源を取れる為、置き場所の選択肢は意外と広いです。

上から覗くとこんな感じ。SF映画のような画像になりました。

照明と多肉の距離、これは判断が難しい。近ければ近いほど光量は強く成功率はあがります。それに引き換え離せば見栄えは良くなりますが光量は下がり徒長の危険性が増します。

徒長した時点で失敗

そう決めて挑みました。

季節は2月。青森ではもっとも過酷な季節になります。ですが職場なので日中は暖房あり、朝晩は氷点下まではいかずともそれなりに冷え込んでいるはずです。

肥料あり、水やりありで検証を開始。とりあえず検証期間は1ヵ月を目処に、徒長するようなら十分な期間なので。

結果

では結果をご覧ください。

徒長していません。ひと回り大きくなったかな?程度の成長しかしておりませんけど、上手く行っています。

光が足りないとベチャっと葉を広げ緑色が濃くなる白雪姫、現状ではそのような様子は見られず葉は立っていてブルーム(白い粉)も見受けられます。ブルームは強い光から自身を守る為と言われていますので、光量に満足している?

紅化粧も徒長の前兆は見受けられません。順調な様子です。

ピンクザラゴーサ、、、検証に使うには小さすぎたかもしれません。もう少し大きな株を選べばよかったです。まだ自立するのに精いっぱいそうです。

ひとまず、チャレンジ1ヵ月間は上手く行きました。

最後に

このまま育成を続け、変化を観察していきます(仕事しろ)。

なにより大きかったのは、身近にある健康な多肉植物。いつでも目に入る場所で育てれるのが最大のメリットです。

出先で少し嫌な思いをして帰社した時。仕事に追われ余裕がない時。意見の違いで衝突した時。理不尽な決定。やはり職場はストレス社会です。※いい事もたくさんありますよ。

そんな時にふと目にする多肉のムチムチぎゅうぎゅうな可愛らしい姿は和みと癒しのなにものでもありません。スッっと気持ちが楽になるのを感じれます。

卓上スタンドなので、管理できるのは1鉢。

渾身の1鉢を育ててやりましょう。

観葉植物でも同じ効果が期待できます。多肉が上手く行くなら観葉植物は余裕でクリアできるので。

耐陰性があるとはいえ、蛍光灯の光だけでは徐々に弱って行くはずです。照明を当てる事で本来の色つやを取り戻す事でしょう。

調べて見たら、専用のLEDスタンドライトなるものも存在しています。

風水的にも植物はいい効果をもたらすとされますが、なにより気持ちの面でプラスに働くことが多いです。行動にも変化が出て結果的に良い方向へ進むのではないでしょうか。

ディスクワークの方は自分の机で小さな植物を育てて見てはいかがでしょうか。きっといい事がありますよ。

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