多肉植物は小ぶりな物が多く、苗トレーに並べたり100均の浅いカゴに並べたりして管理するのが定番。数が多いしひとつひとつ動かすのが大変なのでこの様な管理方法が定着しています。
そりゃ、大きく育つのもあるでしょう。春先にホームセンタで小苗が大量に売られる時、育てた事のない品種は将来どのように育つのか分からず購入したりしますよね。
購入して帰ってから調べて、将来を妄想しながらワクワクするのも楽しい時間なのです。
ちなみに、私は育ち切った大人の株より、子株から育てるのが好き。春先の小苗大量入荷はとても楽しみな時期なのです。安いし。
というわけで、今年初めてお迎えしたパリダの変貌をご覧ください。
購入時のパリダ
3月に購入したときの様子からどうぞ。
そうですね、大きさで言うと直径5~6cmくらいでしょうか。
購入当初は久米の里のような育ち方を予想していました。こちらが久米の里。
久米の里はあまり大きくならない品種です。葉の形が似ていたので先入観で勝手にそう思っていました。
秋を迎えて巨大化パリダ
そして、秋の様子がこちらです。
でか!でっか!
とにかく大きく育ちました。
多肉ってもともと小ぶりなので、成長もとてもゆっくりな物がほとんどなんです。
それに対してパリダは1シーズンでこれほど育つのには驚きました。
どのくらい大きいかと言うと。
どうですか?デカいでしょ?参考までにとなりの苗トレーのポットが9cmです。
1シーズンで3回くらい植え替えました…。これはどこまで大きくなるのでしょうか。
パリダに対する興味は美しさよりも大きさに変わっています。
紅葉は葉を縁取るように赤色が乗る程度。
パリダの今後
調べてみると、葉挿しもできるって。こんなに大きな葉をですか?いやいやこれまた先入観かもしれません。今年はもう休眠期になるので、来期にやってみます。
しかし、葉数はそれほど多くは無く葉挿しの葉を確保するのは難しいのではないか!?なんて思いながら&これって増えたらやばくないか!?などを考えております。
ちなみに、子株が出るのでそれを外す株分けでは問題なく増えました。貰われていったので画像がないのですけど。
この様な大型の多肉は、南国ならガーデニングとして庭に植えると可愛いんでしょうね。
以前訪れた植物園の様子です。こんなイメージが似合うパリダさん。
伸び伸びと育てて上げた方が本来の良さを最大限に引き出せそうです。
しかしここは本州最北端の青森、現環境で精いっぱい育てて見ます。まだまだこれからも目を離せないパリダでした。
後日談
葉挿しに挑戦た後日談を公開しました。
厳密には花芽の葉を葉挿しという結果です。成功率は高くドデカパリダ林を目指してみるのもいいかもしれません。
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