アヌビアスナナ 浮く水草をマルチリング/ライフマルチで沈める

アクアリウム

アクアリウムに欠かせない水草。レイアウトするのって結構大変です。

我が家の水槽では、水草の育てやすさではトップレベルのウィローモスとアヌビアスナナを育成しています。週1回のペースで水替えをするのですが、その度にアヌビアスナナが浮いてきて毎回埋めるのに苦労していました。そんな悩みを解決して行きたいと思います。

今回はアヌビアスナナの沈め方としての紹介ですが、他の水草でも同じような対応ができますので是非参考にしてみて下さい。

又、ウィローモスの沈め方は過去の記事にまとめてありますので合わせてご覧ください。

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水替え直後の様子

まずは初めに水替えの際に浮き上がるアヌビアスナナの様子から。

酷くないですか?これが毎回です。ガラス面を掃除している時に起こる水流で全部が抜けます。

画像はソイルを敷いていますが、砂利でもいくらかはマシな程度で同じように抜けてきます。

水替えが終わればこれを全て植える作業が待っているのです。これが毎週。

1株や2株なら流木なり石に巻き付けて活着させれば浮いてこないでしょうが、ここまで数があればスペース的に活着させるのは難しい。

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マルチリング/ライフマルチ

いろいろ調べて試しては失敗し、たどり着いたのがコレでした。

マルチリング(黒色)とライフマルチ(ベージュ色)です。

もともと吸着系のろ材として外部フィルターなどに投入し使う為に開発されたもの。

これが水草を沈めるのにベストマッチでした。こういう物を探していたんです。

色もマルチリング(黒)とライフマルチ(ベージュ)があり水槽の雰囲気に合わせて選べる所も良し。白っぽいカラーの物もあります。

ソイルが黒なのでマルチリング(黒色)の方を使用しました。

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使い方

上部フィルターで使用するファインマットと合わせて使います。

マルチリングの穴にアヌビアスナナを差し込むんですが出来る隙間をファインマットで埋めるイメージ。

マットを小さく切り水草の根元に巻き付けて差し込みましょう。きつい場合は軽く回しながら入れて上げると入っていくと思います。

この要領で必要な分作ります。小さい株は2つ束ねて入れても大丈夫。

マルチリングの自重で沈む

出来たら、あとは水槽内へ投下するだけ。マルチリングの自重で沈んで行きます。重心も下部にあるので安定して倒れませんよ。

レイアウトも自由自在。移動したい株をつまんで動かせます。

配置後の様子をどうぞ。

綺麗に沈みました。これまで沈めるのに苦労していたのがウソの様にあっさりと沈みました。

見た目を大きく損ねることも無く大変満足。

エビたちの遊び場、隠れ家としても機能しそうです。

注意点

扱いに少し注意点があります。それは少々脆い事。

ネットショップから購入したのですが、開封時にいくつか割れていました。運送時なのか届いてからなのかわかりませんが、取り扱いには注意してください。

メンテナンスのしやすさ

なにより水槽のメンテナンスがしやすくなりました。水槽掃除のメインはガラス面の藻やコケとりですよね。マルチリングを装着したアヌビアスナナはつまんで移動できるのでガラス面を隅々まで掃除できます。復旧もつまむだけ。週一で繰り返される掃除でこれはとても大きな事でした。

以前は掃除後2~3日で浮き上がってきては掃除のときにやればいいでしょ…みたいになり結局綺麗な状態を保てない。アクアリウムは美しくなければなりません。

マルチリングのおかげで掃除~掃除の間にレイアウトが崩れる事は無くなり掃除もしやすいと。しかもろ材なので水質にも一役買います。

長年「浮いてくる水草」に悩まされましたが、完全に沈める事についに成功。

きっと同じように悩んでいる人がいると思いたい。水草が浮いてくるのは自分だけでは無いはず。そんな方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

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