ウィローモスで肥料効果を検証。肥料の有無で比較した結果

アクアリウム

植物全般に言える事ですが、肥料を与えるとよく育つという認識は皆さんご存知な事でしょう。

様々な肥料が売られていて、使っている人も多いのではないでしょうか。しかし本当に効果があるかと言われれば分からない人がほとんどです。

肥料ってどのくらい効果があるの?

比べたこと無いから分からないよね

そこでアクアリウムの水草として人気が高いウィローモスを使い肥料の有無で比較検証してみましたので結果をご覧ください。

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肥料の種類

今回は水草なので候補となる肥料は「液体肥料」か「固形肥料」という事になりますが、それぞれのメリットとデメリットを整理。

液体肥料=即効性はあるが、持久性がない。

固形肥料=即効性はないが、持久性がある。

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検証に使用した肥料

使った肥料は以下の固形肥料。

ぶっちゃけ何でもいいかと思います。余っているのでOK。

うちにある在庫で観葉植物や多肉植物に与える肥料です。

植物には肥料の三要素という物があり「窒素・りん酸・カリウム」の事を指し、成長の過程で大量に必要とするものです。

肥料には成長を早める効果の他に葉の色つやを良くし、本来の姿を美しく保つ効果が期待できます。

家庭菜園や鉢植え植物の場合、土に含まれている(配合されている)分では足りず補充が必要=肥料です。

用途に合わせて比率に違いはありますが気にしません。無いより有った方が良い精神です。(今回の物は窒素8:りん酸8:カリウム8)

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検証開始

検証の方法は至ってシンプルで同じ大きさの容器に同じ量のウィローモスを入れ、肥料の有無で比較しました。

こちらが開始時の様子です。(令和2年 2月5日)

 

左右それぞれの拡大画像。

 

容器の大きさは直径6cm程度の物です。

左側の容器へ肥料を3粒入れました。肥料の大きさは1~2mmくらいの小粒です。

検証の環境はアクアリウムの水槽照明と水槽フタの間に入れる事により平等な光量と温度にしています。

検証期間中

1週間を目処に水を交換と容器の洗浄。水替え時、肥料の残量を確認し固形が維持できなくなっていれば追加。蒸発した水の補充。

照明の点灯時間は12時間程度。

温度は冬なので低めですが、室内暖房と水槽から伝わる熱でまかないます。

検証結果

そして、こちらは20日後の様子です。(令和2年 2月25日)

左側が肥料あり(3粒)に対し、右側が肥料なしです。

拡大画像も載せて置きます。

肥料あり

肥料なし

おおお!左側の肥料ありが密度高いね!

ホントだね、比較すると分かりやすね。

検証期間20日と短い間に目視で判断できるほど密度に差が出ました。

まとめ

こうやって比較をしてみるとやはり肥料には効果があると言う事を再認識できました。

生体がいる水槽内への在り合わせ肥料投下は影響が分からないのでお勧めできません。その場合は栄養系のソイルや市販の専用肥料をお探しください。

私の様に水草のみの場合に限りますのでご注意ください。

最後になりますが、気になった事がひとつ。やはり栄養過多になるのでしょうか、容器に付着するコケの量が肥料ありの場合多かったです。

栄養系ソイルの弱点もコケが生えやすくなると言うし、ここら辺は仕方が無いのかもしれません。

水草に限らず、観葉植物・家庭菜園・芝生など、なんでも植物には肥料を与えましょう。必ず効果があります。

しかし与えすぎは禁物です!肥料焼けで枯れてしまうので。又、多肉植物は肥料を与えると徒長しやすくなる事があります。育てている植物の特徴を知る事が大切です。

分量の目安は肥料の容器や袋に書いています。使っているうちに感覚で分かるようになると思います。

肥料自体、そんなに高価な物ではないのでほとんどの植物が成長期を迎える春先には積極的に与える様にしましょう。

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