多肉植物の中でもエケベリアが特にお気に入りですが、その中でも群を抜いて美しいラウイ。
園芸店で見かけるもちょっとお値段が高く見るだけで満足してきましたが、先日ついに我慢しきれず購入しました。
なんというか、憧れの多肉。白っぽい多肉はいくつもあります。しかしラウイは別格の白さです。
多肉に興味がない人でも、おお!?ってなるのではないでしょうか。
ラウイ
調べて見た所、エケベリア属のラウイはドイツの探検家のアルフレッド・ラウ氏により1974年にメキシコのオアハカ州、標高500mのあたりで発見されたそうです。
ここまで詳細な情報が出てくるあたりが既にほかの品種とは違いますね。
ラウイ、ラウィ、ラウィーなんて呼ばれているのは全てラウイ。
エケベリアでは珍しく夏型の多肉植物で暑さに強く、それなのに寒さにも強い。
これだけ見れば育てやすい部類のはずが、気難しい性格らしくちょくちょく調子を崩すのだとか。
葉の根元に虫がいたような気がして、ちょっといじったので汚れています・・・。念のためにクスリを散布しておきました。
白い見た目の正体は白い粉ブルームと呼ばれるもので、他の多肉にも見られますがラウイはこのブルームが多く、強すぎる日差しから自身を守る為。
触れると粉が剥がれ地肌が見えます。その地肌が桃色でまた美しい。
日光によく当てる事で粉は回復していきます。あまりベタベタ触らない様に見守りましょう。
増やし方
葉挿しも行けるそうですけど、成功率はかなり低く胴切り・芯止め・株分けあたりが無難です。
自家受粉できる品種という情報もあります。種蒔きはハードルが高いけど挑戦してみたいです。
簡単に増える品種は安くかえるけど、ラウイが高いのは理由があるのですね。
とりあえず、子株を育てて見ようと思います。
最後に
品種改良により配合種が多く出回る多肉業界でラウイは原種。長い歴史の中でハイブリッドされたものも出回り、数種類のラウイがあるそうです。
確かに購入した園芸店でも葉の丸いラウイと少し尖ったラウイがありました。
店主曰く、丸い葉の方が原種に近くラウイといえばこっちがいいよとオススメを受けた物でした。
とにかく美しく、普及種とは一線を越えた存在感があります。
配合元としても人気が高く、ラウイが絡んだ品種は人気が高い物ばかり。ラウリンゼとか。
エケベリア好きなら育てて見たい一品です。
また、成長した元気な姿を見せれる様に精一杯育てて見たいと思います。
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