春を感じる植物【桃色カリシア】の栽培日記。目指せ満開の桜

カリシア

2021年、1月は正月あたりから大寒波に襲われ厳しい冬になるかと思いきや2月に入り雨が降ったり・・・やはり何かがおかしいですね。

3月中旬の青森でも、雪は解け積雪は0mmです。明らかに暖かい。最低気温は0℃前後でも日中は10℃付近の日が多い印象です。

桜の開花予報も明らかに早く、西日本からは続々と開花も報告されています。

各地で観測史上最速とか。こういう表現が最近多いですね。過去最多とかね。

青森育ちの私にとって春は待ちに待った季節。モノクロの世界から色とりどりの春です。鳥の声や水の音、全てが春。

とある日に立ち寄った園芸コーナーで見つけました。多肉植物にも春らしいのがいた。

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桃色カリシア

見つけたのは桃色カリシア。可愛らしい葉の形に淡いピンク。

ツユクサ科カリシア属の植物で原産地はメキシコ、乾燥地帯に生息する品種。

多肉に近い生態なので日光によく当てる事で綺麗な色が出来るのだとか。

耐陰性もあり室内での育成も可能だけれど、緑色が強く出てしまうのでやはり屋外管理が理想。

基本的には他の多肉と同じような環境、日光多め・真夏は遮光・水やりは控えめの乾燥気味が本来の美しい姿を保つポイント。寒さには弱いようで青森では室内管理一択です。

細かい葉がびっしりで、こんもりと仕上がり育成環境が良ければとても鮮やかなピンク色へと染まります。それは満開の桜の様。

一足先にお花見を楽しめそうです。

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増やし方

可愛い見た目とは裏腹に、雑草の如く生命力が強く爆増え系。

どんどん伸びる匍匐性のあるツルを5cmくらいでカットし挿し木にすれば無限に増える系です。

多肉の成長はゆっくりなものが多いのですが、カリシアはとても早く挿し木もあっという間に鉢いっぱいになるというので、期待しています。こういうの大好きです。

チョキチョキして。

プスプス挿す。とっても簡単。

根付く速さ、その後の成長、どれを取っても抜群の安定感。やり過ぎると手に負えなくなるパターンもあり得ます。

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最後に

私は初めて育てる品種になります。

こういった爆増え系は大好きで、モコモコに育てるには剪定しそれなりに手を加える必要もあります。

屋外で地植えできる地域だと庭を鮮やかに飾ってくれそう。桜並木ならぬカリシア並木なんて作れたら可愛いんでしょうね。

多肉らしくモコモコギュウギュウ感もありそれでいて、成長も楽しめるというお得感のある品種。

綺麗なピンク色に育った達成感も相まって、満足度の高い品種だと思います。

寒さに弱いってのが気になりますが・・・とりあえず春を目前にして仲間入りした「桃色カリシア」の魅力を引き出せるように育てて見たいと思います。

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