セダム属『パープルヘイズ』の成長記録。紫色の細かい多肉、増えたり減ったり。

多肉植物

セダム属のパープルヘイズ、昨年にわが家へきて以来およそ一年が経ちました。

その間、夏の暑さで溶けたり冬の寒さでしぼんだり。でも気づけばモリモリになってる…そんな品種です。

とても細かい葉っぱと細い茎で繊細だけど、雑草のような強さも感じます。

小さいので寄せ植えでは大活躍で、空いた隙間はパープルヘイズが埋めてくれます。

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秋のパープルヘイズ

暑さに弱いのか青森の夏でも大分溶けました。他の多肉はほとんど無事な時、パープルヘイズだけがやけにダメージを受けていた印象です。

そんな夏を越え秋の様子がこちら。

酷い溶け方で日陰へ避難しましたが、手遅れで全滅も覚悟していたのに、10月には大分復活している…。この間は葉挿しも挿し木もなし。勝手に増えてます。増えているというより回復していると言ったほうがいいんでしょうか…。

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冬のパープルヘイズ

夏に減って、秋に増えて。そして冬。12月~1月

減りました……。

スッカスカ。

更に寒さが厳しい1月には…。

もっと減りました。

パープルヘイズは室内に入れるとあっという間に徒長します。本来の姿を保つにはかなりの光量が必要。ここは耐えてもらうしかないのです。

しかし寒さで完全にやられる多肉が多数いる中、減りはするけど枯れはしない。

結果を知っているので言えますけど、1月の段階では茎も生気を感じずダメなんだろうなと思っていました。

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そして春のパープルヘイズ

今年は3月から暖かい日が多く、例年より10日くらい早く桜が開花した4月中旬。

他の多肉達も本格的に成長を始めています。

4月のパープルヘイズをご覧ください。

いつの間にこんなに増えたのか分かりません(笑)。

暖かくなってきたな~~と思った頃にはご覧の様に。

生気に満ち溢れ、とてもカワイイです。

名前の通り紫色に紅葉するのですが、紅葉と言うか若葉は緑で古い葉ほど紫って感じ。夏になると全部が緑になるかと言えばそうではありません。

ですので、年中ムラサキ色を楽しむことが出来ます。

葉っぱはとても細かく、1mm~3mmくらい。

今年は夏場に溶かさない様に慎重な管理をしたいです。

増やし方

葉挿し、挿し木、株分け。なんでもOK。

葉挿しは葉が細かすぎてあまり積極的にはやってませんが、落ちている葉が勝手に根付いています。

基本は挿し木で増やしています。先端を3cm~5cmくらいでカットしてプスッっと挿して置くだけ。

その際に葉っぱがポロポロ落ちてしまうので、鉢にポイポイしています。

切る時も葉の密度が高く茎が見えない場合が多く、、、葉もろとも切ってます。

最後に

育成1年目のパープルヘイズは増えたり減ったりでした。しかしこの繁殖力を見る限り、しっかり管理が出来ればすごい勢いで増えそうです。

このような細かい品種は寄せ植えで大活躍するので、たくさん所持しておきたい所。姫秋麗とパープルヘイズがあれば寄せ植えの隙間埋めは困りません。

隙間が減れば寄せ植えの見栄えもかなり良くなります。

大きめの鉢に大雑把な管理でどんどん増やせる品種。

こういう増やし方も楽しいです。まとまればよりカワイイですし。

多肉って本当にいろいろあるもんですね。

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