特徴的な容姿で魅了するベンケイソウ科パキフィッツム属の多肉植物、月美人。
真っ白な粉をまとい丸みを帯びた姿は女性を連想させ、それはまさに美人さん。その白さは年間を通して変わることはありません。
個性的な見た目でファンも多いのでは無いでしょうか。
そんな魅惑の月美人が我が家にもあるのでご覧ください。
我が家の月美人
こちらが我が家の月美人。
どうですか。肉厚と言うか丸いです。時代劇に出てくる着物を着た美女を思わせる風貌。ぷりぷりでかわいいですね。成長すると下側の葉を落としながら茎立ちしていきます。
白い粉は強すぎる紫外線や光から自身を守る為のもので、よく日光に当てる事でしっかりと粉をまとうようになります。
触ると取れて緑色の葉がむき出しとなるので触る際は慎重に扱わなければいけません。もし取れてしまっても日に当てると2~3か月で元通りに戻るので心配無用。
比較的寒さには強いけど、暑さには弱いので夏場の管理には遮光するなど注意が必要です。
挿し木
茎の部分から胴切り(挿し木)で増やす事が出来ます。
冒頭の画像は春先に挿し木した株。
そしてこちらが下側の株です。
ここら辺の増え方は他の多肉植物と同様で下側の株は子株をどんどん芽吹いていきます。
葉挿し
葉挿しも行けますよ。
成功率は高めですが、成長速度が非常にゆっくりな印象です。
3~4か月くらいでこの位しか成長していません。ガンガン増えるタイプの物ではないようなので、じっくりと見守りたいと思います。いつもの事ながら放置するだけですけど…。
多肉の場合、この放置が実は一番大切です。各品種ごとにいい置き場でひたすら放置。世話をしたくて余計に手を掛けてしまうより可愛く育つことが多いです。
多肉の育成は趣味なので放置はしますが観察は怠りません!水やりも思い出した頃くらいが丁度いいんです。
最後に
見た目はとても繊細な月美人ですが、育てて見ればそれほどデリケートではなく育てやすい品種でした。
増えるスピードは遅くとも、続けていればやがて増えて行く事でしょう。こんなのが鉢いっぱいになったら可愛いに決まってます。
多肉は最初ひとつからでも、それが2つに、4つに、8つにと、どんどん増やして行けるのでそれもまた楽しい所ですよね。
月美人は普及種で手に入れやすい品種なので、見かける事があれば育てて見てはいかがでしょうか。
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