【投光器チャレンジ】冬場の室内多肉。日照不足をLED投光器で解消できるか!?

多肉植物

青森の冬。多肉は冬越し奮闘中の1月です。

まず屋外での冬越しは生存確率0%だとご理解頂きたい。

日当たり環境の良いビニールハウスなら可能だと思いますけど、全てが無傷で春を迎える事はまずないでしょう。

という事で、室内に取り込まざる得ない訳です。

今年はベランダ温室を作ってみたのでソチラと室内で冬越し中です。

青森の多肉事情、冬に備えベランダ温室化計画。保温のカギは動かない空気の層
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ベランダ温室は朝晩の気温が氷点下なので完全休眠チーム。完全断水でひたすら耐えるコーナーです。

温室と言う名の過酷な環境でスパルタ育成されているのは比較的耐性があると思われる親株達。

生存限界付近の環境になった場合、先に召されるのは子株達からなので、そういう子株達を優先的に室内へ取り込んでいます。

取り込んだ先の部屋が暖房アリだと多肉は休眠しません。成長しようとします。

その場合、室内はいくら窓辺に置いても深刻な日照不足になり徒長を招く事になります。

そこで不足している日照を電気の力LEDライトで補いましょうというチャレンジをしてみましたのでご覧ください。

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LED投光器

室内で植物に光を考える場合まっさきに植物育成ライトが思いつきます。

もちろんコレでもいいと思います。

しかし数が多い場合いくらでも広範囲をカバーしたい。あわよくば、室内で育成できる環境を構築できたらな・・・なんて発想からあえて投光器を選んでみました。

投光器とは、暗闇の屋外を広範囲で照らしたり、工場内の照明として使われるもの。

以前にアクアリウム用の照明、照度3万ルクスでの育成に成功しています。

青森多肉。真冬でも照明でがんがん育てよう!アクアリウム用照明で3万ルクス。
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これを根拠にして3万ルクス以上の照度を出せるものを探してみました。

ちなみに、電気で3万ルクスの照度を出すとなれば相当ハードルが高い。例えば、スーパーなどの店舗では500~1000ルクス程度。それでも人に目には十分な明るさなんです。

そんなものが存在するのかと言う所から始まり、見つけたのがコチラです。

消費電力200Wで3万ルクスと自負している投光器。

200W程度ならば消費電力的に電気代に負担がかかるほどでもないはずです。

電気代の目安、200Wを1時間使用した場合0.2kWhとなり、電気料金は5.4円となります。

1日8時間スイッチon ⇒ 1.6kWhの消費で43.2円。

1ヵ月(8時間x30日)スイッチon ⇒ 48kWhの消費で1296円。

という訳で買ってみました。

高出力の割に値段は安く、8000円弱くらいで買えましたよ。ポイントとか絡めるともっとお得に買えると思います。

開封。

レビューに意外と重いと書いてあったので、気にしていましたがこのひと固まりで3kgです。個人的に思ったより軽くて助かりました。

大きさはおおよそ横40cm縦20cmくらい。

選んだ200Wのものが50Wx4個セットで一体式になっているものです。4個にバラせるかと言えばバラせません。一体型。

ステーまで付属しているので壁などに据え付けを想定しているなら固定用のボルトを購入すればOK。

私は室内での使用なのでスタンドを別途購入しました。

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使ってみよう

では早速使ってみましょう。

使用用途は冬場室内に取り込んだ多肉植物に対し、日光代わりの光として。

実際は隙間なくこれでもかと言うほど並べています。画像がこれしかなくて・・・。

光量は非常に明るく、投光器(照明)としては十分すぎる明るさです。

本来の目的(投光器)で使用するなら満足いく物では無いでしょうか。

しかし、今回の比較対象は日光!

自慢の3万ルクスとはいかに!?

スマホの照度計アプリで測定した所、以下の様な感じになりました。

棚から投光器までの離れは1メートル程度。

商品説明にあった3万ルクスはこんな感じです。

ルクス=対象物まで届いた光の量なので近ければ近いほど数値はあがります。この結果をどうとらえるかはさて置き3万ルクスの範囲はこの程度でした・・・。ちょっと残念。

更に照明の照度は、ほんの数十センチ離れただけでガクガクと下がっていきます。

離れればたくさん照らせるけど照度が足りないので、ベストな育成のできる距離が管理できる株数となります。

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育成の結果は!?

この距離で40日育成してみました。室内暖房ポカポカなので肥料あり&水やりあり。

良い結果と悪い結果があります。どっちから聞く派ですか?

良い結果

クラッスラ属の舞乙女南十字星。検証の為だけにわざわざホームセンターから徒長した苗を購入してきました。

舞乙女の徒長株。検証前。

 

これが投光器育成40日後には

徒長してしまっている部分は直らないのでさて置き、成長点の上部が大分改善されました。縁取りの紅葉も見られます。

 

続いて南十字星の徒長株。検証前。

 

投光器育成40日後。

斑入り品種の南十字星にしっかりと上部に斑が確認できます。

徒長してしまった部分は諦めるしかない多肉。環境が改善されても健康に育つのはそこから先の部分だけと言うのも良く分かります。

先端を切って挿し芽にすれば完全に立て直す事が可能。

悪い結果

お日様カンカン照りが定位置の品種達には光量不足だったようです。

たとえばプロリフェラ錦。

開始時の様子

 

これが・・・。

無念です・・・。

多肉と一括りにしてもそれぞれ原産地がバラバラで必要な最低限の光量も異なります。

このような照明で育成する場合、うまく育つものと徒長してしまう物、結果が違うのはやむを得ないのかもしれません。

屋外ならみんな同じ管理で良くても、照明は少し離れるだけでガクガクと照度が下がるんですもの。

カンカン照りが好みの品種は総じて光量不足となり徒長しだしました。

ハオルチア

多肉は大きく2つに分ける事が出来ます。

日陰で育つハオルチアと日向で育つハオルチア以外。

と、いうことはハオルチアには最適な環境なのでは!?

そんな事も予想してハオルチアも実験的に置いています。

ご覧ください。

プリップリです。

こちらも肥料あり、水やりあり。

ハオルチアならこの様な環境でも問題なく育ちそう。

改善策

なんというか、徒長してしまってはいけません。

じゃ、投光器を近づけて更に多肉に届く光の強さを上げてみよう。

見た目はカンカン照り。スマホの照度計では3万ルクスまでしか測定できないので現状いくら出ているか分かりませんがかなりの数値が出ていそうです。

この状況でハオルチア以外のカンカン照りが好きそうな品種を30日育成してみました。

デローサ(エケベリア属)

 

白雪姫(エケベリア属)

 

月美人(パキフィッツム属)

 

ピーチ姫(グラプトペタルム属)

 

大分改善されました!むしろ最適です。

ただひとつ問題が…。

管理できる株数が少ないですよね。近づけたんだから。

最後に

投光器チャレンジいかがでしたでしょうか。そもそも肥料を上げたら徒長するのでは?とか水を上げすぎなのでは?とかご意見もあるかと思います。

寒い→室内取り込み→煖房で成長→日照不足→徒長。このルーティーンから抜け出す秘策は!?

少量なら照明での育成が可能なのは十分に分かりました。

投光器を使うもヨシ、育成ライトを使うもヨシ。

なんとか、いい状態で春を迎えたい所です。

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