北国タニラーの救世主になれるか!?センペルビウム属。
Sempervivumと書き、「センペルビウム」「センピルビウム」「センペルビューム」「センペルヴィヴム」など、読み方は様々な模様。ここではセンペルビウムとして話を進めます。
このセンペルビウム属、ロゼット型を形成しエケベリアの様な見た目と固めの葉、そして最大の特徴である耐寒性。
耐寒性に関して、寒さにはめっぽう強いらしく-5℃とか、-20℃まで大丈夫とか…、紹介されているサイトでまちまちです。
ですが寒さに強い事は分かりました。後は青森の我が家で実験あるのみ。
今年の2月に-20℃を記録していました。例年も-10℃は普通に超える日があります。
さて…屋外で冬を越すことが出来るのでしょうか…。
記事を書いている現在は6月なので屋外冬越しの話はまだ先になります。こうご期待。
ジャンヌダルク
耐寒性がめっぽう強いと聞いて、買ってみました。その名もセンペルビウム属のジャンヌダルク。
かっこいい名前ではないですか。15世紀、イングランドvsフランスの100年戦争終盤で活躍したフランスの聖女の名前。
濃いワインレッドで落ち着いた雰囲気の紅葉。3月下旬に我が家へやってきました。
凛々しいです。
管理方法は特別変わった事は無く、エケベリア達と同様の扱い。
明るい場所で乾いたら水をたっぷり上げる。基本通り。
私の多肉管理はかなり水多め。(花の様に毎日ではありません)多肉は乾燥に強く水を上げなくても数カ月とか枯れません。確かにそうです。
しかし、水を上げないと枯れないだけで大きくもならないので。
乾かして水を上げるのサイクルを早くする事で成長が見込めます。
たくさんの子株
春に沢山のランナーを伸ばし子株とつけるセンペルビウム属。
まだまだ春浅い青森の4月、早速ランナーを確認出来ました。
周辺を取り囲むようにぐるっと一周の子株。
根元からではなく中段くらいから出ています。なんとも中途半端な位置で…。
センペルビウム属は葉挿し難しいようで、増やし方はもっぱらこのランナーから育った子株。
成長の早い子株
3月に我が家へきて4月にはランナーを伸ばし、そして5月の様子をどうぞ。
え・・・成長早くないですか!?
子株たちは既に親指の第一関節くらいまで育っています。
多肉って生命力は強いけれども、成長は遅いんです。
エケベリアなんかだとこのサイズになるのに半年~1年かかるんですけど。
温度、土など環境で差はあれどこの成長スピードは速いと思います。もう取り外しても大丈夫でしょう。
ここまで育つとこの先の失敗も少ないので、安定して増えていきそうです。
暖かくなり、色も変わってきましたね。
最後に
我が家の凛々しいジャンヌダルク。センペルビウム属の耐寒性はいかほどか!
今年の冬は屋外で過ごしてもらう予定です。結果報告はまだまだ先ですが楽しみ。
だって、1月~2月は毎日真冬日(一日中氷点下)です。
植物は全て枯れるか、雪の下。一面真っ白なわけです。
そんな環境で本当に生きれるのか。そうなれば一年中屋外に置くことも出来ます。期待が膨らむ。
というわけで、ちょくちょくセンペルビウム属を探しています。
気に入る品種に出会えたらまたご紹介します。
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