伸びすぎたウィローモスをトリミングし、ただ捨てるのは勿体ないとガラス瓶で保管しています。
梅酒や果実酒、漬物などによく用いられる赤い蓋のガラス瓶です。本格的なボトルアクアでは無く、家にあったガラス瓶で済ませている話。
もともと500㎖ペットボトルで保管していたのですが、水槽内のウィローモスがどんどん増えるのですぐに納まりきらなくなり、現在は大きめのガラス瓶を使うに至りました。
ウィローモスが増えないです
ペットボトルでウィローモスを増殖させれる情報を目にしたので試してみました。
水道水を満たした500㎖のペットボトルにトリミングで出たウィローモスを入れただけの物。
これで増えるの?いや増えそうな気もするなんて気持ちで始めてみましたが、さっぱり増えません。
水替えは週に1回。数か月やってみましたが全く成長しません。むしろジワジワと減っていきます。
水量が少ない為、日光に当てると水温が上がり過ぎるて煮立ってしまいます。車内の飲み物がお湯になってるアレです。
なので置き場所も難しく、わざわざコレ様に照明を用意する訳もなく。
これとは裏腹に、水槽内のウィローモスは絶賛増殖中。トリミングでどんどんとゴミ行き。ってわけで、家にあった大きめのガラス瓶を使用する事で水量が増え安定するのではと思いました。
しかし、これもなかなか上手く行きませんでした。
このガラス瓶も一時期はトリミングしたウィローモスでいっぱいになっていたんです。
ジワジワ減っていきます。およそ1年でこの位まで減りました。
今は育てるのは諦め、ストックと割り切って保管中。
ガラス瓶のレッドチェリーシュリンプ
さて、ストックと割り切ったわけですが放置しておくとウィローモスにコケが生えるんですね。
ガラス瓶にしてからも週1で水替えはしています。メイン水槽程ではありませんがこちらも掃除しないとコケが生えてきます。
そこでメイン水槽からレッドチェリーシュリンプを5匹くらいガラス瓶に入れました。
かれこれ1年になります。
ただのストックなのでもちろんヒーターは無し。置き場所はリビングの窓辺。邪魔にならないように限りなく寄せられています。
冬場は暖房の効いたリビングなので水が氷る事はありません。しかし冷えるときは相当冷えているはずです。
扱いもとても雑で、水替えの時は100均の魚をすくう網にザバーっと流し、瓶を掃除してドバッっと戻す。
餌もなし。水替え以外は完全に放置です。たまにのぞき込むとウィローモスから気泡が出ているので窓辺の光で光合成をし酸素を供給している模様。
脱皮だってします。
こんな狭い空間でも生きれるとは凄い適応力。
しかし、繁殖はまだしていない模様。夏場と冬場は生きにく環境になるのは間違いないはず。ヒーターあり、照明ありの水槽内の様な繁殖は見られません。
ボトルアクア
アクアリウム歴の長い私の先入観は、水槽での育成は水量が多いほど有利。大きければ大きいほど水温、水質は安定し生体へのダメージが少ないのです。
逆に水量が少ない場合、周りの変化で影響を受けやすい水温と、あっという間に悪化する水質で生体は育てられないイメージなんです。
ですが、レッドチェリーシュリンプの様子を見る限り、近年はやり始めた「ボトルアクア」も可能そうですね。
このようなセット品の場合、私の環境より明らかに整っているので更に成功率はあがります。
がっちり水槽を置くのではなく、インテリア性を重視し軽い感じで楽しめそう。
シュリンプは品種次第では愛好家が多く、高価になりがち。しかし、レッドチェリーシュリンプは安くて丈夫。しかも赤い色が出ていてヌマエビっぽくも無くこのようなボトルアクアでオススメです。
ちょっと興味はあるけど、いろいろ揃えるとお金もかかるし場所も取る。なんて方はボトルアクアで始めてみるといいかもしれません。
こんなことなら私も欲しい…。また水槽が増えてしまう。なんて考えてしまいますね。
コメント