単管パイプで作る自転車小屋DIYの続編です。
基礎~上屋までの様子は以前の記事を参照下さい↓
前回は上屋までの組み立てでまる一日を消費し、手が回らなかった部分が完了したのでまとめます。
地盤面へコンクリートパネル
土を整地しただけの地面へコンクリートパネルとレンガを敷き詰めました。最寄りのホームセンターで購入可能。
なにもしないとやはり雑草が生えてきます。通学の為毎日出入りする娘は虫が大嫌い。雑草が生えれば虫も来るという訳で対策。
本来なら砕石→転圧→砂→コンクリートパネルの順番がベストなんでしょうが、DIYなのでやれる範囲でやっていきます。
整地した地盤を一応転圧。なにも工具や重機が無いので体重で入念に。その上から厚さ2cm~3cmを目処に砂を敷きます。砂は高さの調整がしやすく、且つ地面との密着をさせやすいので必ず敷きましょう。厚さ1cmでも敷ければ断然やり易くなり仕上がりも美しくなりますよ。※天然の川砂を採取するのはいけません。
砂の上にコンクリートパネルを並べ水平器を使い高さを合わせて行きます。高い部分をゴムハンマーで軽くトントントンと叩けば調整できると思います。ひたすらこれを繰り返し全面に敷きました。
わざと1cm程度の隙間を開けるのがポイント。
あと、前回の記事では無かった奥側へも壁としてポリカ波板を貼りました。
隙間へモルタル充填
コンクリートパネルの配置が終わったら、わざと開けた隙間へモルタルを詰め込んで行きます。
ホームセンターで買えるインスタントモルタルがお勧め。水を混ぜるだけでOKですので。
方法は2つあり。
一つ目は隙間へインスタントモルタルを粉のまま流し込んで行き、その上からジョウロ又はシャワーで水をかける方法。画像はこの方法でやっています。モルタルを練らなくていいので楽ですが、仕上がりが全体的に白っぽくなります。水を撒いた後、モルタルを金ゴテで撫でてあげると継ぎ目を整える事が出来ます。
二つ目は先にバケツなどで水を混ぜてモルタルを練ってから、隙間へ必要な分づつ詰め込んで行く方法。練る手間はありますが、コンクリートパネルの汚れを最小限で抑えられるため仕上がりはこちらの方が綺麗です。
どちらの場合でも砂が流れ出ない様に、そういう所は全てモルタルを詰めて塞いで下さい。
画像は施工から2ヵ月後の物になりますが、雑草は一切生えてきません。
屋根の延長
屋根へ貼ったポリカ波板が若干短く正面水上側へ単管が伸びていましたが、その部分に段差を付けて屋根を貼り延長させました。
これで単管長さ目一杯を屋根面とする事が出来る様になりました。
棚新設
長さ的に自転車を入れて大分余裕があったので、奥側へちょっとだけ棚を付けてみました。
この場所が午前中だけ日が当たり、しかもポリカ波板のブロンズ色が丁度よい遮光で多肉植物には好環境なんです。まだ直射日光に耐えれない子株や胴切りして発根待ちの多肉達が並んでいます。雨も当たりませんし。
棚と言っても垂木に平板をビス止めしただけの物です。3段も付けれました。
最後に
これの状況で2ヵ月程度使用していますが、強風にもびくともしていません。単管パイプの耐久は相当長いので気にしないとして、ポリカ波板は10年交換が推奨されています。10年もこのままで持てば十分でしょう。
正面手前側では物干し竿を渡して、物干し場としても活躍しております。
自転車3台なら楽に納まりますよ。長女が中学生となり通学に遊びにと使用頻度が大幅に上がったのと、次は次女が控えておりますので当面この自転車小屋は大活躍間違いなしです。
2020年12月26追記
冬になり雪が積もりました。当初より積雪も想定して木材の下地を入れています。
積雪及び強風でもびくともしておりません。
ポリカーボネート波板はおよそ10年の耐久と言われます。単管パイプは鉄骨それ以上、もしくは腐食が進んできたら塗装をすればOKです。
一度建ててしまえばかなり長い期間メンテナンス無しで使用できるはず。
メンテナンスが発生しても建てた事があるので対応もピンポイントで費用も抑える事が出来るのでは無いでしょうか。
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