多肉ファンなら聞いたことがある韓国苗。その名前の通り韓国で生産された苗です。
日本と同じように、韓国でも多肉人気は高く特にエケベリアの配合が盛んに行われ日本に輸入されています。
パクさんの苗って聞いたことがないでしょうか。日本ではおらいさんとか有名な生産者。
日本にまで名を轟かす韓国の生産者です。それほど両国で多肉ファンが多いという事。
ホームセンターとか100均で買える多肉は国産のもので、韓国苗を買おうと思えばネットショップやフリマアプリくらいしかありません。
お近くの園芸店で韓国苗を扱っているお店があればラッキーですね。
輸入物なので、根本的な流通量が少なく韓国苗はレアな品種が多いのです。
ちなみに、輸入の際は土がついていると検疫所で引っ掛かるので全て根なしカット苗の状態で送られてくるそうです。
輸入したばかりの状態では発根からお世話をしないといけません。
韓国苗ヨーヨー(8月)
2020年8月、わが家にお迎えした韓国苗のヨーヨー。流通量が少なく、ネットで調べてもあまりヒットせず、情報不足。
配合元も不明とされています。
なら育ててみて現物で判断しましょう。8月の様子がこちらです。
ちょ、ちょっと日差しが強すぎてあまりいい画像ではありません…。
少しパカーンと開き気味ですね。
自業自得の結果、数々の徒長苗を見てきた私にはこの状態が徒長気味に見えます。
色に関しては紅葉期にならないと分からないので、とりあえず日によく当てて形を整えないといけません。
9月の様子
残暑厳しい9月、とはいえここ青森では既に朝晩は寒い季節です。
昼夜の温暖差が最も大きい時期ではないでしょうか。
葉が上を向き始めほんのり色が出始めています。
もともと深刻な状態ではなかったので立ち直るのも早そうです。
色の出方を見る限り、ほんのりピンク系っぽい雰囲気。
10月の様子
山岳部では紅葉が見ごろとなる10月。末になると平地にも紅葉がやってきます。
形は大分整いました。外周部の起き上がってこない葉は取り外してしまえばもう少し整いますが、秋~の葉挿しは不安が大きいのでそのままに。
紅葉もキレイに出始めています。これは期待できそうです。
12月
そして11月をすっ飛ばして12月。11月の画像がありませんでした…。
すっかりカワイイ姿へと仕上がりました。
起きてこなかった外周部の葉も起き上がり?(寒くて丸まってるだけかも)これが本来の姿と認定!
エレガンス系っぽいですね、配合元に含まれているのかもしれません。
紅葉は全体的に淡いピンク色に染まる人気がありそうな色あい。
葉先に出る濃い赤色がアクセントとなりとても美しいです。
最後に
韓国苗として現物を買う場合、成長後(紅葉)の様子が分かりません。調べても出てこない物も多いです。
どうなるのか分からず育てるのは、変化を見て楽しめるので新鮮な感じがします。
ホー、そうなるんだ!って声に出そう。
ネット通販の場合は正体が出回っているので新しい感じはしませんが、立ち寄った先で韓国苗を見つけたならそれは謎の多肉。
そんな子は手に取り育ててみてあげて下さい。新鮮な発見が待っています。
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