2020年、今年1番増えた多肉植物。ブロンズ姫と姫秋麗。

多肉植物

2020年、いろいろな多肉植物の増殖にチャレンジしました。その中でも特に数が増えた2品種、ブロンズ姫と姫秋麗を取り上げてご紹介したいと思います。

現在は10月。多肉にとって秋の成長期を向かえている訳ですが、11月に入ると例年なら霜が降りる日もあり今年の成長は大体見終えたと言った所です。あとはゆっくりと紅葉を楽しむのみ。

紹介する2品種はどちらともグラプトペタルム属で葉挿し成功率は非常に高いのが特徴です。ブロンズ姫丼、姫秋麗丼を目指した一年。どちらも開始時は1~2鉢からのスタートでした。

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ブロンズ姫(A株)

まずブロンズ姫から。今年の春に2鉢(仮にA株とB株とします)を購入し増殖にチャレンジ。

A株、購入時の様子です。

そしてA株、現在の様子。約7ヶ月後。

A株から葉挿しのみで増やした子株達の様子がこちらです。

このA株は夏場ブロンズ色が若干薄くなった程度で比較的年中通して色が付いていました。葉挿しを植えているプランターは野菜の土です…。今の所、問題なく成長しています。

A株はビニールハウス内もしくは屋根付き多肉棚での管理。

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ブロンズ姫(B株)

続いてB株の様子。こちらは購入時の画像がありませんのでいきなり現状から。

丸い大鉢の中心にある大きく育っているのが親株。あまりにも葉挿し小苗が多かったので大鉢に移してブロンズ姫丼を目指しました。

こちらは基本的に屋外雨ざらし。大きいし重いので…。しかも野菜用の土です。

更に納まりきらず次の大鉢を準備中です。

育てていて感じたのは、なんかA株とB株で色も葉の形も違う?もう良く分かりませんが、B株大鉢の画像右上なんかはA株の子株かもしれません。空いている所にミチミチ植えて行ったので。

A株=色付きが良く葉も丸みを帯びて肉厚。

B株=紅葉開始期でもあまり色が乗らず、葉も反っている(中心がくぼんでいる)。

ブロンズ姫にもいろいろあるの?生産者で違うの?なんて疑問を抱えたまま育てている所です。

どちらも日光にはよく当てているので環境の違いでは無いとすれば、土?雨?ん~?的な状況。

ちなみにA株とB株はそれぞれ違う時期に違う場所から購入しています。

ともあれ、わが家で今年たくさん増えてくれたブロンズ姫でした。

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姫秋麗

姫秋麗、これは今年の春に1鉢からスタートしました。

購入時期の様子からご覧ください。

まだ寒くて外には出せず、大分弱々しく徒長気味からの挑戦でした。

基本は挿し木。その過程で出る不要な葉を葉挿し。これに徹底して可能な限り一つの葉も無駄にしない様に育ててみた結果がこちらです。

いや~増えました。本当に一鉢からここまで。姫秋麗丼一歩手前くらいまで行ったのではないでしょうか。

姫秋麗は多肉用の土を使用しています。基本的に屋外雨ざらし。長雨予報の時だけビニールハウスに避難という具合でした。

伸びたらチョキチョキとカットし、空いている隙間に挿す。取れた葉を葉挿しで育てる。と言うのを大体2ヵ月置き位にやったと思います。

この位まで密度が上がると勝手に落ちた葉も、日陰となり発根発芽に必要な条件が揃って勝手に根付いています。

納まりきらない葉挿しの小苗たちは別の大鉢で待機中。

冬を無事超える事が出来たなら、きっと素敵な姫秋麗丼へと成長し来年の紅葉を楽しめるでしょう。頑張らないとですね。いつもながら見守るだけなんですけど。

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まとめ

特に目を見張る増殖をしたブロンズ姫と姫秋麗を紹介してみました。

今年はそれ以外にも手持ちの品種でたくさんのチェレンジをしてみたんです。エケベリアでは増えるけど葉挿しの成功率が50%程度のものだったり、ハオルチアは根本的に難しいかったりと失敗もたくさんしました。

身近な観葉植物や家庭菜園の野菜と比べると、多肉植物の成長はゆっくりです。1人前の株になるまで1年は見た方が良さそう。

姫秋麗の様に単体では物足りない物もまとめて植えるとボリューム感が出て見応え十分になる品種に対し、エケベリアの様に単体でも非常に美しい品種がありますよね。

そういったものはやはり増えにくい傾向にあるんです。それらを安定して増やせるようになる事を目標にこれからも精進していく所存でございます。

 

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