葉に産毛が生えているエケベリアのデローサ。
11月になり、紅葉も進みました。
春先に胴割りと題して、軸の茎を縦に真っ二つに割る荒行を乗り越え、すくすく育っておりますのでご覧ください。
胴割りした時の記事はこちらです。
11月のデローサ
初めに11月、紅葉したデローサからご覧下さい。
元々緑と言うより黄緑っぽいデローサです。これは春先に胴切りした上側のカット苗が成長した株。
大分大きくなり、すっかり一人前のデローサとなりました。
自慢の産毛もふっさふさ。
エケベリア属でこの様な産毛が生えているのは珍しく我が家では貴重な多肉。
調子を崩すことも無く安心して見て入れる品種です。
胴割り株の成長
荒行、胴割りの株も大きく育ちました。11月の様子。
以前の様子がこちらです。7月頃撮影の物です。
ひと回り大きくなり、葉数もかなり増えた様です。すっかりデローサらしくなられておられます。
軸となる茎を縦に真っ二つに割る胴割り、このデローサは半分に割った株から1株しか発芽しませんでしたが、同じ様に胴割りした他の品種からは半分の株から複数の芽が育っています。
たとえば、花うららの胴割り1/2株からは最終的に3株芽が出ました。
まだまだ検証が必要なので、来年もやってみようと思います。
葉挿し
葉挿し達も順調に成長中。
エケベリアの葉挿しでは比較的、成功率が良いように思います。
私の住んでいる青森では、秋の葉挿しはすぐに訪れる冬のせいでうまく行きません。春先オンリー。
多頭で発芽し親葉は既に外れ、あとは自力で育つ段階です。
約半年でこの程度の成長なので、成長速度は早くも遅くもなく並って所でしょうか。
小さくてもしっかりデローサしていて、いっちょ前に産毛を生やしています。
もう慣れましたが、葉挿しって不思議ですよね。葉をもいで置いておくと芽が出るとか。
青森県に住んでいるのでリンゴが有名なんですけど、リンゴは種で増えないから接ぎ木で増やすそうなんです。リンゴではない台木(カイドウという植物)に作りたい品種の穂木を接ぎ木する。こうやって苗を作るんですって。それで育つのが不思議だけどよく考えたわ~って思います。
最後に
胴割りの実験台となったデローサ、荒行にも負けず…いやむしろ普通の胴切りよりずっと早いスピードで成長しました。
植替えの為に鉢から出す→ついでに胴切りなんて場合は、もうひと手間かけて胴割りしてみてもいいかもしれません。
胴割りしたから芽吹く株数が多いという断言はできませんが、その後の管理も楽です。
今年、複数株で胴割りしてみました。結果デメリットと思える事は無し。
デローサに関してはこれ以上の経過観察は不要だと思うので、あとは通常の1株として扱っていきます。
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