エケベリア属、白雪姫のお話。
多肉のネーミングはユニークな物が多く、なじみ深いおとぎ話やアニメから名付けられている事もありとても覚えやすいです。桃太郎やハイジなど。
白雪姫といったら「鏡よ鏡…」とか「七人の小人」とか「毒リンゴ」のあのお話。
その白雪姫を由来に名付けられたエケベリア、美白で淡いピンクが特徴の美しい品種です。
我が家でも数年前から育てていますが、この子がなかなか気難しい。ブログで紹介する機会が無かったのは上手に育たないから。
そんな白雪姫がようやく見せれるくらいに育ちましたので成長記録としてご紹介。
すぐ葉焼けしてしまうデリケートなお肌
ある程度大きくなっては調子を崩し小ぶりに戻るの繰り返しでなかなか大きくなりません。
一番多いのは葉焼け。
これ、真冬の様子です。葉先が直ぐに焦げてしまうんです。
冬でも日差しが強いとこんな風になる事が多い印象。
強すぎる日差し、暑すぎる気温、寒すぎる日など他の多肉ならなんとか耐えれる環境でもこの「すぎる」環境下で真っ先に何かしらの影響を受けてしまいます。
デリケートなのでしょう。白雪姫ですし。姫様。
こんな事を定期的に繰り返すので育たない…。
健康な白雪姫はこんな感じ
春になり成長を始め、じわじわと美しさを取り戻していきます。
春とは言い難い青森の3月ですが、過酷な冬を乗り越えてくれました。
焦げてしまった葉は元には戻りません。
今年こそは綺麗に育てたいと、過保護気味に管理する事、7月の様子がこちらです。
白みがかった容姿にエッジを彩る淡いピンクはお姫様の名に相応しい。
今年は、遮光シートを設置しそこで管理しているのが功を奏したのかもしれません。
恥ずかしながらここまで育ったのは初めてでして…。
花うららと月影の交配種と言われていますが、確定情報ではない模様。しかし、それぞれの特徴が出ていると思います。
とても美しい美人さんでした。
胴切りや葉挿し
他の多肉と同様に、胴切りや葉挿しで増えます。
胴切り後、子株が出ている様子がこちら。
葉挿しで育った様子がこちら。
ここまで来てもぜんぜん油断は出来ません。
他の多肉は元気いっぱいなのに、この子達だけジュレたり、焦げたりします。ホントに…。
育てる場合は過保護気味がオススメです。
最後に
これまで上手に育てれなかった白雪姫が一人前に育っています。
去年より今年、今年より来年と環境もどんどん改善されていますので失敗数は減って来ています。白雪姫が育っているのもその一つ。
同じエケベリアでも弱い子から強い子まで様々です。
白雪姫・・・。美白で女性を連想させる淡いピンクと柔らかい印象のお姫様。今後の成長にも乞うご期待。
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