多肉植物、セダムの乙女心。バナナのような葉が螺旋状に連なり大変かわいらしく人気品種。紅葉期には葉先がポッと赤く染まりこれがまたかわいい。
そんな乙女心、葉挿しが出来ない(難しい)と言われています。
私も挑戦中で確かに難しく失敗の連続ですがまったく出来ない訳ではありません。
他の品種に比べれば成功率は格段に低いのは確か。体感の成功率は1/50~1/100くらい。
乙女心
下葉を落としながらどんどん先へと伸びていく品種です。こちらが我が家の乙女心。綺麗どころだけ。
温かい季節は成長期で、全体的に緑色になります。しっかり日光に当てる事により葉と葉の間が密になり、さらに紅葉期にはしっかりと色が出る様になります。
セダムの増やし方といえば挿し木が定番。チョンチョン切ってプスプス挿す。乙女心も基本的にはこれで良いと思います。切った親株側も新しい脇芽をどんどん出すので心配無用。
基本は切り口を1日~2日程度良く乾かしてから土に挿す。私は春秋ならそれも気にせず切ったその場で挿しちゃってますけど。
挿し木はセダムの楽しみのひとつでもあります。伸びたら切って挿すという単純な作業でどんどんと増やす事が可能。
乙女心の葉挿し
セダム自体葉挿しで増やすのが難しく、むしろ葉挿し出来る品種が珍しい。虹の玉が葉挿しでも増やせるセダムとして有名な所。
乙女心はと言うと、根は比較的出るけどその後は芽が出る前に親葉が枯れてしまうケースがほとんど。
徐々に黄色っぽく半透明になり始めます。そのような兆候が見られた場合、その葉はダメです。
ですが、稀に発芽まで育つケースもあるんです。
まだまだ気を抜けない段階。見守る以外出来る事ないんですけど。
冒頭でも書きましたが、ここまで育つ確率は体感で1/50~1/100程度。
挿し木をする過程でもぎ取った葉を「どうせ乙女心は葉挿し出来ない」と決めつけずに、ダメ元で育ててみれば意外と育つかも?育ったらラッキー程度で。
春先まだ気温が上がっていない4月頃のは全てダメでした。暖かくなった7月頃に葉挿しした物が育ったので関係があるかもしれません。
乙女心の場合、葉を取った後は一定期間(1~2ヶ月)過ぎると全ての葉が枯れてしまうので、枯れる前に一気に育ち切れる状況がカギっぽいです。
まとめ
基本はやはり挿し木。伸びたら切るをひたすら繰り返す。
その際に出る不要な葉をどうせ捨てるならダメ元でくらいの葉挿しです。
幸い確保できる葉数が多いので、挑戦できる回数には困りません。
とても可愛らしいフォルムで大好きな多肉。集めて植えると更に可愛いのでいくら増えても困りません!
一株でも多く大切に増やしていきたい所です。
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