DIYの際に多用するであろう木材。素人がのこぎり一本で切断してもまっすぐには切れないものです。
木材が切れればそれで良いのであれば問題ないけど、組み合わせて使う場合はそうはいきません。
木材のサイズが大きくなればなるほど直角に切れない場合の隙間も大きくなりますよね。
個人レベルのDIYの際は、のこぎりがあれば十分で高価な専用工具を買うほどでもない場合がほとんどです。そんな時に活躍する便利グッズをご紹介。
のこぎりガイドのマイタ―ボックス
DIYの場合、木材が手に入りやすく且つ加工しやすいという理由からよく使われます。
加工と言っても主にカット。使ってみるとカット数自体がそれほど多くありません。ですので、のこぎりで事足りることがほとんどです。
そんな時に便利なマイタ―ボックス。のこぎりガイドです。
木材各切り口の精度はとても大切で、出来上がりの見た目はもちろんの事、例えばボンドで接着する部分は隙間が出来てしまえば思うような強度が出なくなります。ビスで固定する場合は均等に締め付けられません。
こちらのマイタ―ボックスは2×4木材にも対応し幅は90mmまで、厚みは40mmまで納まるサイズであればどんな木材にも使用できます。
良く使う直角切りをしてみましょう。画像で言うと一番右側の溝が90度切りの溝。
作業しやすいようにあらかじめ十分なスペースを確保した場所で行って下さい。
木材に使いたい長さをコンベックススケールなどを使い印をつけます。
目印となる印はひとつ付ければokです。
マイタ―ボックスに木材をセットしのこぎりの刃を当てがって微調整します。
木材、のこぎり、マイタ―ボックス以外使用する物はありません。切断中も手で押さえるだけです。
これがズレてしまえば直角に切断できなくなりますので。
あとはこんな感じでギコギコと切断しましょう。ある程度切込みが入ったらのこぎりを水平にし切断を進めそのまま切りきって下さい。斜めのまま切り進めるとマイターボックスを傷付けてしまいます。
いかがでしょうか。綺麗な直角の切断面の完成です。
斜め切りも可能
90度の直角切りの他に45度切りと67.5度切りの溝も用意されています。45度あたりはDIYをやっていると使いたい事がある角度です。
45度の切断面は方杖や火打ちとして用いられる、補強を目的とした部分で出番が多いはずです。
使用上の注意点
溝はマイタ―ボックスの底面より少し深く掘られています。その為に木材を完全に切りきる事が出来る様になっているのですが、のこぎりの刃を斜めに入れたり、既に切断が終わってるのに更にのこぎりを引き続けるなどの行為でマイタ―ボックス自体が削られて行きます。
最悪マイタ―ボックス本体を切断する事になりかねないので、それだけは注意して使用してください。
最後に
このマイタ―ボックス、一度使うと便利過ぎて便利品から必須品に昇格します。本体は非常に軽量で女性でも扱いやすく汎用性も非常に高いです。
よほど木材をたくさん使うDIYを計画しない限りはのこぎりとマイタ―ボックスで十分だと感じます。例えば小屋だと。
自分のDIYが木材を大量に消費しカット数も半端ないって場合は迷わず電動の丸ノコを選びましょう。カット数が多いほど作業効率が格段に向上するはずです。
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