我が家の水槽で繁栄し続けるレッドチェリーシュリンプ。世代交代を繰り返し未だに君臨し続けます。
水槽を立ち上げたのが数年前。もう正確には覚えていませんが5~8年位前になります。最初はレッドチェリーシュリンプを10匹から始まったこの水槽。現在は100匹以上は常にいます。
水槽の大きさに合わせて一定数以上は増えないんですよね。増え過ぎたら減って、減ったら増えてを繰り返します。寿命は1~2年程度。
混泳しているのはグッピーとキラースネール。それと今回の主役レッドチェリーシュリンプです。
レッドチェリーシュリンプとは
現代、シュリンプブームと共に品種改良が行われ様々な色のシュリンプを見る事が出来るようになりました。このレッドチェリーシュリンプは古くから存在しもっともポピュラーな品種の一つ。値段も安くシュリンプ初心者でも気軽に飼育を始められます。
弱酸性を好み、適応できる水温は幅広く飼育難易度は低め。藻やコケを主食としますが残り餌も好んで食べてくれる水槽のお掃除屋さん。近い品種ではミナミヌマエビが上げられます。(最近では赤いミナミヌマエビなんていう物まで存在します)
インテリア性を重視したボトルアクアリウムでの飼育も可能です。
繁殖
金魚を飼える知識があれば、繁殖は容易で特になにもする事はありません。オスとメスが居れば自然と増えて行きます。
酸素を供給、何かしらのフィルターで水質を安定、定期的な水替えは1/3程度くらいの知識で十分に飼育から繁殖まで楽しめると思います。
しいて言えば混泳の魚。メダカ類(ネオンテトラやグッピー)でも稚エビは口に入る大きさで食べられてしまいます。ウィローモスを入れて隠れ家を作ってあげると大人のエビに成長できる確率が上がるでしょう。増やす事だけが目的ならエビ単体での飼育がおすすめ。
ウィローモスの新芽はエビたちの餌にもなるので、モスとエビはセットで揃えたい所。
先祖返り
繁殖を繰り返すと、たまにというかまぁまぁの確率で真っ赤でなない個体に成長します。
画像の様な体の真ん中あたりが透明なルリーシュリンプと呼ばれる物。又は全身がほぼ透明な見た目ミナミヌマエビの様な個体。
この様な個体同士が繁殖を繰り返し、だんだんと赤い色は抜けて行きます。
ブリーダーは色合いの良い個体を選別し、別の水槽で繁殖させる事により品質を維持していますが、複数の水槽が必要になるので私は自然に任せています。
数年に渡り世代交代を繰り返してきたレッドチェリーシュリンプ達、綺麗な赤が出ているのは半分くらいでしょうか。
グッピーの残り餌に色揚げ効果があるので、それの影響もあるかもしれません。水が酸性に傾くと色が濃くなる傾向にもあります。
最後に
本当はビーシュリンプを飼いたかったんですが、当時は高価でシュリンプ初心者の私には手が出せませんでした。そこで出会ったレッドチェリーシュリンプ。ミナミヌマエビとは違い綺麗な赤色で入門がてらと始め、現在ではとても気に入っております。
長くアクアリウムをやっていると水質のバランスが崩れ、生体に影響を及ぼす様な事も起こります。
我が家の場合、そんな時真っ先に影響を受けるのがグッピー。そこでなにかしらの対処をするからなのかエビが深刻な飼育状況に陥ったことはまだありません。常にわさわさ居ます。丈夫なんでしょうね。
シュリンプ業界、本当にいろんな色が居まして。黄色、青、白、黒となんでもいます。愛好家の方もたくさんおり、品種次第では大変高価な物まで。
一時期のビーシュリンプブームは去りましたが、まだまだアクアリウムのジャンルとしてを支えて行くことでしょう。どんどん進化するシュリンプ達からこれからも目が離せません。
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