多肉植物、ベンケイソウ科、エケベリア属の養老の事。原産地はメキシコ。多肉を見にだけメキシコに行ってみたいです。
今年初めて養老を我が家にお迎えしたのが3月の事でした。
エケベリア属なのでロゼット型に広がっているんですが、これと言って特徴がないのが特徴?って感じが第一印象です。
春から始まり成長期の終わる11月までの変化をまとめてみます。
初めての養老
わが家に初めて来たときの様子がこちらです。
※画像のネームプレートに書かれている漢字は間違っています(爆)。お恥ずかしいですが当時の画像がこれしかなくて…。華麗にスルーして頂ければ幸いです。
直径で言ったら2cm程度の小さな株が2つ。大きさの割には葉数が多く繊細な見た目でした。
多頭で売られているなんて珍しいね~なんて言いながら買った気がします。
今思えば、そりゃ多頭になりますよねって。むしろ2つでいいの?まであります。
大きさの割に葉の数が多かったので勝手に大きくならない品種なんだろうと踏んでいましたが、それなりの大きさになるようです。
育てる事8か月後
育て方が悪かったのか何度か調子を崩し、形を整え直そうとした結果あまり育ちませんでした。
多肉の割に葉が薄く、枯れてしまう事が多かったです。
しかし、養老の特徴はしっかりと現れました。子株の吹き方が異常に多い!
※ピンボケしていてすいません。
まだまだ多肉歴の浅い私には、軽く驚きの光景。こんなの見た事ない。カワイイ…
一つ一つが2~3mmくらいしかないんです。不思議な光景。これは成長が楽しみですね、徐々にではなくいきなり群生するんですよ。
しかしこんなに小さい内からギュウギュウなんて大きくなったらどうなるんでしょうか?
増やし方
葉挿しは一つも成功していません。挑戦した葉が小さすぎるかもしれませんが難しい印象です。
しかし、子株の数が多いので株分けで問題なく増えていきます。
子株が1cmくらいに育ったらポロっと外して育てて見ました。これまた小さすぎるかと心配していた所、無事に根付いています。
これはこれで沢山増えそうな予感がします。
どの品種でも同じで、小さすぎる子株を剥がすとバラバラになる事があるので気を付けて下さい。
株分けの場合はある程度育った状態からのスタートなので成功率も高く、初心者でもやりやすいはずです。
冒頭の画像で紹介した双頭株から1シーズンで株分けできた数は5~6株となっています。更に2~3mmくらいの子株がみっちりと付いている状況。
最後に
こういったタイプの多肉がこれまでなかったのでとても新鮮な発見をした気分でした。
日本に住んでいると多肉自体が不思議な存在なのに更に驚かされます。
きっとまだまだ知らない事がたくさんある事でしょう。来年になれば、また新しいなにかを発見できる事を期待しています。
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