去年の春にパリダと出会い、ワンシーズンでの成長にとても驚きました。
流通している多肉は小型のものが多く、初めて出会った大型のエケベリア。
他の小型多肉と同様の大きさで春先にチョコンと並んでいて、情報なしの状態で育てて見た結果、春~秋までの間に3回も植え替えをする羽目に。
そのパリダを冬超えする為室内に取り込んで数か月。
冬超え中のパリダ
大きい事もあり、狭いベランダ温室ではかさばるのでパリダはリビングの窓辺で冬越え。
その時の様子がこちらです。
紅葉は冷めてすっかり徒長気味。他に方法が思いつきませんでした。
そんなパリダに異変が・・・。
寒さ極まる1月中旬の事でした。
な、なにこれ。秋頃に子株が出ていたので新しい子株の徒長?
↓11月のパリダです。
これが伸びた…って思っていました。
何かと規格外のパリダさん。この突然伸びだした芽、成長のスピードも半端ありません。ぐんぐん日に日に伸びて行きます。
当時の私はプチパニックです、どうすれば・・・(笑)。
今思えばこれは花芽なんですかね?分かる人居たら教えてください。切ってしまったので最後まで見ていません。
すんごい勢いで徒長してやがる・・・の頭しかなく、切断。
花芽の解体
どこまで伸びるか恐怖すら覚え、切りました。花芽ってなんていうかピンクっぽい色だったり、繊細なものというイメージ。
ですが、このパリダとても立派な茎。
解体。
切り応えはもはや野菜。
ハサミで切りましたが包丁が良く似合う。
とにかくスケールの大きなパリダ。こういうのも面白いです。
葉挿し
大きさばかりが目立ち、昨年は全然増やしていません。むしろこんなデカイ葉を葉挿しとか・・・すら思っています。
という訳で、丁度いいサイズの葉挿しを確保できました。
季節は1月。あの恐ろしい速度で徒長する新芽(たぶん花芽)を無かったことにしたく、切断したので葉挿しは育たなくてもやむを得ないかと思っていた所、3月頃に芽が出ていました。
しかも、かなりいい確率で発芽。
でもこれは結局、花芽の葉なんですよね。それでも他の多肉から比べれば大きな葉です。
更に面白い事が。
葉挿しではなく、中途半端の茎からも発芽。
しかしこの挿し木、芽は出ましたが根は未だに出ていません。今後どうなるんでしょうか、見守ります。
最後に
とても大きなパリダですが、葉の枚数は少なくしかもデカイ。これまで葉挿しって気分になりませんでしたが、花芽から葉挿しチャレンジをする事が出来ました。
成功率は高く、強い生命力を感じます。
最近、大きなビニールハウスを使える事になった事もあり、パリダが増えたらハウス内で地植えしようかと妄想中です。
小さな多肉とピンセットでチマチマやるのも楽しいですが、時にはパリダの様に葉を取る時は鷲掴みみたいなのも面白いです。
パリダはその大きさから独特の存在感を放っています。これが今年は複数個に増えるんでしょうか。楽しみです。
コメント