3月になり、ここ青森も暖かくなり始めました。
とは言っても、最低気温0℃前後~最高気温10℃前後です。
日中通して氷点下の真冬日から見ればとても暖かい。冬の間、除雪による雪山も溶け切り積雪が0mmです。例年より早いのはやはり温暖化の影響なのでしょうか。桜の開花予報も年々早まります。
子供たちが過ごす未来は一体どうなっているのかとても心配です。
春の紅葉
さて多肉の話を。春の紅葉について。
春の紅葉??は?って思うでしょう。紅葉と言えば秋。オータムです。
寒冷地の多肉は秋と春に紅葉します。
では、冬は?というと。
気温が下がり始め、秋の紅葉で色付いた多肉達は、さらに進む寒さですっかりと色が抜けてしまいます。
見ごろを迎えた紅葉の更に先、生存ギリギリラインで個々の主張は乏しくみんな白っぽく、もしくは枯れてしまいました。
そんな極寒の地青森の春。
ご覧ください。
ミニベル
ピンクルビー
カナペ
千代田の松
南十字星
どうですか!春の紅葉。
厳しい冬を乗り越えた株だけが到達する春の紅葉。たくさん枯らせてしまったので来年はもっと対策を検討します・・・。
それぞれの品種らしい特徴が現れ、生気に満ちて来ました。
暖かい地域の方は2月~3月が紅葉の見ごろという場合が多いのではないでしょうか。
春の紅葉は北国タニラーのあるあるなのです。
桃太郎で振り返る1年
丸一年、胴切りなどをせずそのままの状態で育てたエケベリアの桃太郎がいます。
分かりやすく季節の変化をしたので桃太郎を例に挙げて見てみましょう。
成長期の7月
春5月くらいから屋外で管理し、とても大きな成長を見せた時期でした。成長期でも爪先と葉先は赤みを残しています。
全体的に緑色が強く出ているのも分かります。
秋も深まる11月
10月に入ると最低気温が一桁になり、11月には初雪も降る青森。
山々の紅葉は10月末には見ごろを終えます。
この頃が多肉達の紅葉は最盛期でした。
緑色が薄くなり、変わりに現れる赤色が映えてとても綺麗です。
極寒の2月
よくこの寒さを耐え抜いてくれました。
ベランダ温室での管理とは言え、暖房無し相当な冷え込みの中で生き残っただけでも素晴らしい。
しかし、生命維持のために見た目は大分変りましたよ。爪先の赤を残し青白く。
そんな寒さピークの時期に花芽を出すんですね。春が来るのを知っているのでしょうか。
そして3月。春の紅葉
そして3月。桃太郎にも再び紅葉が見られます。
外はまだ霜が降りていたり、雪が降ったりしますけど春はすぐそこまで来ています。
西日本から桜開花の便りが届いたころ、一気に色付きました。
春に向かう前向きな季節のせいか、一年を通して一番美しく見えます。
最後に
今年も多肉の季節がやってきました。いい状態で冬を越えれないと春の楽しみも半減してしまいそうなので、やはり北国タニラーの最難関は冬。
未だにベストな冬越しは見つけられません。今年もかなりのダメージを受けました。
しかし、年々改善はされているので諦めずに挑戦していきます。
逆に、夏越しは楽な方です。短いので(笑)。梅雨も短いですし。
無事に冬を越えた多肉達と、新しく仲間入りする多肉達と、植物好きには期待でワクワクが止まりません。
今年もいろんなことにチャレンジできたらいいなと思う今日この頃です。
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