先日、地元の近場で某店の多肉販売会がありました。
楽しみにしていたので、用事を済ませて早速行ってみるものの…高い…。値段が高い。
ホームセンターで見かける多肉植物は一定の価格設定で比較的安く購入する事が出来るのに対し、多肉専門店での価格設定は自由な傾向にあります。
値段が高めの品種という認識は共通の様なのですが、基本料金みたいな設定価格がまちまち。
今回、訪れた多肉販売会では思わず「たかっ・・・」って声が出ちゃいました(笑)。
コロナの影響で巣ごもり需要が増し、観葉植物なども高騰しているようなので多肉にも影響が出ているのでしょうね。かといって足元見ては行けません。ネットで1000円~2000円程度の高級多肉が6cmポットで3800円とか、やりすぎです(笑)。そこらへんで買える品種ですら800円~みたいな設定でした。
まわりのお客さんは結構買っていらっしゃるのです。いくらかかるんだろうかといらぬ心配をしながら、一回りして帰りましたとさ。
買う人がいるからそういう設定になるのでしょうね。
でも、選んでいるお顔は真剣そのものでワクワクしながらお買い物している様子は微笑ましいものです。
ダイソーの多肉
さて、そんな高騰中?の多肉ですがホームセンターや100均は以前のままのお値段で購入が出来ます。
1苗を100円とか200円で気楽に購入できるのも多肉のいい所なのですから。
ダイソーの多肉に関しては100円均一なので、更にとっつきやすいです。それこそ巣ごもりで多肉に興味を持ち始めた初心者さんにはもってこいではないでしょうか。
入荷から販売までの間、室内の照明で管理される多肉達は徒長してしまい本来の可愛さを失います。
タイミングよく入荷間もない苗を買えたらラッキー。そうでなくても軽い徒長位なら立て直せます。
100円だし、もし失敗してもダメージは少ない。
100円だって可愛く育ちます
2021年の春先にダイソーから購入した株達をご覧ください。
わが家のハウスで育てる事およそ2ヵ月後の様子です。
ピンクルビー
グラプトベリア属ピンクルビー。ピンクルルビーも同じ品種。ツヤツヤの葉にムッチリとして色もしっかり出ています。
ヤマトニシキ
続いてはエケベリア属ヤマトニシキ。これは環境が悪くてもあまり形を崩さない品種ですが色が悪くなります。
明るい場所で育てて上げるとキレイになりました。個体差が大きく色の付き方は様々。
ヤマトヒメ
エケベリア属ヤマトヒメ。地域によるでしょうが、この品種はダイソーでしか見た事がありません。ヤマトニシキと似た雰囲気ですが、こちらの方が葉が細かい。
ヘラクレス
エケベリア属ヘラクレス。100均多肉では大きく育ちやすい品種。葉が肉厚でしっかりしているので多肉らしい風貌です。エッジが赤く染まり紅葉も美しい。
名無しエケベリア
ダイソーではエケベリアとしか表記されていない品種不明の物もあります。
売る側からすれば札落ちは致命的ですが、個人で育てる分には可愛ければいいのではないでしょうか。
しかもこういうのに限ってとてもカワイイです。
こちらから。ヴァイオレットクィーンに似ていますけど、札が付いていない以上特定はできません。ハイブリットかもしれないし、品種の特定は危険です。名無しエケベリア。
続いてこちら。これがまた可愛い。ダイソーではチワワエンシスの取り扱いがあるのでそれが一番近いのかな?ならチワワと書けばいいけど…。書かないという事は違うのでしょうか。むしろ葉の形や色から桃太郎に近いんですけど、こちらも品種の特定は危険。名無しエケベリア。
いかがでしょうか。可愛いでしょ?これでひとつ100円です。
育成環境は自宅に設置した3坪のビニールハウス。詳細はコチラを参照ください。
最後に
100均だろうが多肉は多肉です。育て方さえ間違わなければ、多肉らしく可愛く育ちます。
多肉なので葉挿しや胴切りで増やすことだって可能です。
少し価格の高騰を感じる多肉業界。100均で安く始めても全然OKだと思います。
数が増えて来たら寄せ植えだって楽しめます。
100均の多肉を100均のカワイイ鉢に植えて・・・なんて楽しんでみて下さい。
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