多肉植物エケベリア属の花うらら。
子苗で我が家へやってきたのが春まだ浅い3月の事でした。
葉を縁取るエッジ部分が赤く色付いていて、成長期でも消える事はありません。
紅葉期になれば赤色の範囲が更に広がり、花の様な姿はまさに花うららではないでしょうか。
分かりやすく可愛い見た目で人気が高く、園芸店などではよく見かける事が出来ます。
子苗の3月
我が家へお迎えした3月の様子。
ホームセンター管理の子株で、徒長が始まっている感が否めない状態でした。
とても小さく直径で言うと5cm~6cmくらい。
元々、青緑っぽい色が強めの品種で育成環境がよければ葉に白い粉がうっすら乗るはずです。
この株はびろーんと葉が広がり始めています。
8月には胴切りと胴割り
日光に良く当てて育成する事5ヶ月。色つやが良くなり大分大きくなったので胴切り~胴割りをしました。
胴割りについては過去の記事にまとめていますので、こちらを参照下さい。↓
上側はカット苗として、下側は胴割りで2分割してそれぞれを管理。
同時に葉挿し用の葉も数枚確保。
この頃には花うららの特徴である青みがかった緑色になっていてとても健康的な状態です。
その後10月
それから2ヵ月後の10月の様子です。
カット苗から。大分根が張り完全に独り立ちしている感じ。青森では10月になると朝晩の気温が一桁台まで下がるので、花うららは他の多肉より一足早く紅葉が始まっていました。
成長期を終え感をかもし出していて、大きさ的にはここまででしょうか。
胴割りの様子がこちらです。新芽が出始めた所。もう少し大きくなったら残っている親葉は外してしまいます。
12月末
年末を控え、今年はとても寒い12月。雪も多く1月、2月が心配です…。前の年ちょっとあり得ない位の暖冬だったので、しわ寄せでしょうか…。そういうのいりません。
紅葉極まった花うららの様子。
10月の頃から比べるといくらか大きくなりました。赤みも強くなりとても可愛らしいじゃないですか。
胴割りの様子。
こちらも大分形になっています。新芽の株数も多く元気いっぱいの様子です。来年期待できそうす。
葉挿しの様子。
これまた安定して成功しています。
エケベリアで葉挿しが上手く行くと得した気分になるのは私だけでは無いはず。
最後に
色ヨシ、形ヨシ、増やしやすさヨシと3拍子揃った花うらら。
日によく当たる置き場所さえ守れれば初心者でも育成は難しくなく、しかも普及種につきホームセンターでもお安く買えるはずです。我が家のは198円くらいだったと記憶しています。
多肉は自分で増やせるのも育てる醍醐味。
積み重ねて行く事でお花畑ならぬ多肉畑なんてことになったらさぞ幸せな事でしょう。
園芸コーナーで見かけたならば、育てて見てもいいかもしれません。
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