2020年10月。我が家の多肉植物、エケベリア属のラウリンゼとブルーバードの成長を記録。
共に好みの品種で取り分け大事に育てています。
2020年6月にそれぞれ1株ずつ我が家にお迎えしました。
以前、地元の専門ショップで見かけたラウリンゼがとても美しく、しかしその株は大きく素晴らしい紅葉を見せており数千円のお値段で断念。それ以来ラウリンゼを探して見つけた子株です。
ラウリンゼ
青森の秋は寒く、10月になれば朝晩の気温が一桁となってきます。
そんな中、少しずつ紅葉が始まった我が家のラウリンゼ。
ラウイとリンゼアナの交配種。ラウイと言えば真っ白な見た目で育成難易度が高い高貴なお方。
そんな母親から受け継いだ美しさと父親側のリンゼアナから受け継いだ面影と丈夫さで、とてもまとまりのある素晴らしい品種となっています。
丸みを帯びた葉は白いブルーム(果糖)と呼ばれる粉をまとい、紅葉期には赤みを帯びる非の打ちどころがない美しさ。
紅葉の具合は数パターンあるようで、全く同じ環境でもほとんど色が出ない物から真っ赤になる物まで。冒頭で触れた専門店で一目ぼれしたラウリンゼは真っ赤でした。白い粉の内側で赤くなってるのが、これがまた良かった。見たのが3~4月頃だったので耐性ぎりぎりの気温下での発色だったのかもしれません。
そんな絶品のラウリンゼを目指し、日々育成中。
ブルーバード
多肉にはブルーバードが2種類あります。クラッスラ属のとエケベリア属の物。見た目は全く異なるのでご注意ください。紹介するのはエケベリア属のブルーバードです。
配合種なのですが、配合元は諸説あり「ピーコッキーxサブリキダ」とか「カンテxサブセシリス」前後逆だったりと。交配式は♀めしべx♂おしべの順番が正式な表示となります。めしべ(母親)側をベースにおしべ(父親)の特徴が表れるのが一般的。
我が家にお迎えした6月の様子。
色あいはラウリンゼ同様にブルームをまとった白っぽい容姿ですが、こちらの葉の形は細長く赤みのある鋭く尖った爪がチャームポイント。
こちらが10月の様子です。
ひと回り大きくなり、紅葉も始まっています。
下側の葉は上を向かず、垂れ下がる傾向にあるようです。※ハウス内管理なので日照不足による徒長ではありません。
最後に
10月の現在、山の上部では紅葉真っ盛りですが、平地の里でも紅葉が見られ始めています。
多肉達もまだまだこれからと言う所。とはいえ、既に全開で紅葉している物もあり各品種の特徴がより鮮明に表れてきます。
赤くなる物、黄色くなるもの、白いままの物、中には青っぽくなる物まで。夏場に緑一色となった多肉達の変化から目が離せません。1週間ごとにその色は強まって行きます。
成長の遅い多肉植物は普段あまり変化を感じられない物なのでタニラーにとってはより楽しい時期となります。
今年しか見られない物もあるかもしれません。見逃さず観察していきたいと思います。
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