韓国苗として購入した多肉植物エケベリア、星影のお話。
多肉植物は日光、水の加減、蒸れあたりを注意すれば育て方に大きな差が無いはずなのですが、この星影だけはどうしてもうまく育ちません。
1年育てて見た結果をまとめてみました。
星影
春先に胴切りしたカット苗側の様子からどうぞ。
トロピカルガーデンさんの「エケベリア 多肉植物 おまかせ韓国苗5種類セット」の内のひとつがこの星影でした。
星影で検索してもなにやら大分形の違う物ばかりがヒットします。エレガンス系の星影(ポトシナ)と韓国苗の星影は別物?くらい違いますが、星影として話を進めていきます。
画像の通り、葉はかなり肉厚で丸みを帯び、爪はほぼありません。全体に白い粉をまとっています。
胴切りをした春先からほとんど大きくなっておらず、更には所々に葉焼けの様なダメージも受けています。他の多肉と同じ管理なのでこの星影にだけ表れている現象です。
胴切りの親株側が深刻
エケベリアの胴切りは比較的容易で、上側のカット苗は管理方法次第ではうまく発根させれず失敗する事があるかもしれません。しかし下側(親株側)は切ったその時から通常の管理で問題なく、しかも複数の子株が出てくるという一番確実に増やせるイメージなんです。
これまでも、失敗した記憶がないほど難しいものではありません。
が!
星影だけは、、、星影だけはだめっぽいです。既に胴切り後、半年以上経過していますがご覧のような惨状。気難しい子なんでしょうか。
葉挿しだってもちろん失敗
胴切りの際に葉挿しも同時に行いました。こちらもかれこれ半年以上が経過している状況です。
根はチラホラと見られています。まったくなにも出てこない葉達は出そうで出ない。付け根の部分が集中的に赤くなって行き、そこから赤い根が出てきます。赤くはなってるけど出ない!
根が出ても芽が出ない!
購入当時にいくつか葉挿しもしているのでこの中には既に1年くらいこのままの葉もあります。枯れて行った葉も。
奇跡の葉挿し
そんな失敗続きの星影ですが、たった一つだけ現在も成長を続けている子株がいます。
奇跡の1株。一年たってもこの程度の大きさですが、それはそれは大事にされています。
ポイポイしていればどんどん増える多肉とはえらい違いです。ビニールハウスの中で厳重に管理され毎日健康状態を目視で検査。すなわち放置。触ってはいけません。とにかく放置。定期的な水やりのみでそれもソーっとやさしく。もう少し大きくなるまでは放置が一番いいはずです。と、思って1年になりそうですけど(笑)。
透き通るような白さに上品なピンク…。うまく育てれたら可愛いに決まってます。
なぜこの星影だけなにをやってもうまくいかにのか?元々そういう品種だから?それとも株自体に欠陥があったのか?ともあれ、わが家に着た以上は精一杯育てて見ようと思っております。
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