多肉植物の桃太郎『胴切り後の成長』から独り立ちへ。春の準備。

多肉植物

北国タニラーの最難関1月~2月も終わりそうです。

3月になっても最低気温は氷点下で普通に雪が降り、ぜんぜん気は抜けません。南の方では桜が咲き始める事でしょう。ここ青森まで桜前線が来るのは4月末~5月初。

しかし、確実に近づく春に向け着々と準備を進めています。

お気に入りのエケベリア桃太郎を昨年に胴切りしたのですが、その根側に育っていた子株が大分大きくなりました。

大きさで言うと「親指の第一関節」くらい。ベランダ温室という名の氷点下あり過酷な環境で冬を乗り切ってくれました。

春に向け独り立ちすべく取り外す事にします。

ちなみに、このまま育てても全然問題はありません。好みの問題です。

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独り立ちへ

では早速、鉢から取り出し解体の準備。

胴切りの下側の株は元々の親株側なので根がしっかりと張っています。

子株を左右に揺さぶれば外せると思いますが、茎が太くてやりにくい場合はカッターナイフで少し切れ込みを入れればそこから裂けるように外せます。

子株を育て役目を終えた親株…。

本当にお疲れ様でした。稀にここから更に子株が出る事もありますけれど、大体これでおしまい。

念の為、鉢に戻して様子を見ます。

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自立

取り外した子株達は切口を2~3日良く乾かした後、土の上へポン。

暖房の効いた室内で2週間ほど暖めた所で発根が始まりましたよ。

しっかりと根を張り、水を吸い上げれるようになるにはまだ数週間かかると思われます。

その頃には外に出してもいいくらい季節が進み、春になり始めているはずです。

春を最高の状態で迎えるべく、そして成長期を最大限に過ごして大きく育ってほしい。

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最後に

胴切りをするともれなく葉挿し用の葉も確保できます。

そうすると一度の胴切りでメインとなる上側のカット苗・葉挿し複数枚と今回紹介した下側(根側)の子株とたくさんの桃太郎を増やす事ができました。

こちらは葉挿しで育った桃太郎1才。

胴切りは増やせる反面、苗を小さくしてしまいます。

同時期に育て始めた桃太郎はこんなに立派になりました。

花芽なんか出しちゃったりして。直径で言えば15cmくらい。

増やすもヨシ、大きく育てるもヨシ、楽しみは尽きません。

今年も桃太郎はたくさんの癒しをくれるはずです。

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