管理してくれるなら使っていいよと貸して頂いた大型の本格的なビニールハウス。
数年間放置で荒れ果てていた状況を使えるようになるまで地道に整備するシリーズ【その3】。
このハウスは多肉の育成をメインい使う予定でいます。
平日は仕事があるので週末しか作業ができません。現状はビニールハウスの整備と管理、多肉の育成と目標はあるものの、やれる所までやってみようという勢いだけで動いています。
破れたフィルムを補修し、ハウス内に生い茂っていた雑草の処理を終え整地まで以前の記事で終えていますので過去の記事を参照下さい。
今回【その3】は整地して土がむき出しになった範囲へ防草シートを敷いみました。
防草シートの敷き込み
このビニールハウスの広さは面積で言うと約120㎡。
一般人が趣味で使うにはかなりの広い面積です。
多肉は地面に直置きすると蒸れたり、虫が付いたり、腰が痛くなったりと管理に不都合な事が多く、育成棚のような物を使って管理するのが楽です。
地面は防草シートで雑草対策するのが一番手っ取り早い。
慎重に選んで・・・結局一番安いやつに落ち着きました。
防草シートもピンキリで、良い物となれば高密度&高耐久なのですが、そのような高級品をこの面積でやると大変な金額になってしまいます。
最安値をネットから注文。ポチッ。
2mx50mです。重ね代を無視すると100㎡敷ける計算。
ハウス内の一部は家庭菜園として使う予定なので、120㎡に対し100㎡分の防草シートを手配。
安いやつなので、耐久に不安はあります。ですが、敷かないよりは遥かにいいはず。
ちなみに、高級な防草シートは砂利下に敷けば半永久の耐久らしいです。むき出しでも15年の耐久とか…。
予算がある方は是非こちらをお使いください。
私は、耐久2年程度と言われるものを手をかけながら末永く使わせて頂きます。
防草シート固定ピン
さて、防草シートだけでは敷き込めません。固定の専用ピンが必要です。
このピンがまたお高くて。
安定の最安値をネットより注文させて頂きました。
広さが広さだけに、ピンも数も大量に必要です。安いのでいくしかありません。
元々、花を植えたりトマトを植えていた土で且つ、耕運機で耕したフカフカの状態です。
防草シートを固定するピン選びは地盤がどのような状況なのかをよく確認してから選びましょう。
私の様に、フカフカの土ならプラスチック製でOK。ですがこのプラスチック製は少しでも硬めの土だったり、石が混ざっていると刺さりません。
フカフカのはずでも、地中の何かに当たれば刺さらず、この状況で軽くハンマーで叩いただけで折れてしまいます。
プラスチック製が使えるのはフカフカの土の場合。それ以外はスチール製がいいでしょう。
プラスチック製の方が安いんですが、値段だけ見て買うとヘタすれば1本も刺さらないなんて事に。
自宅のビニールハウスを建てた時、地盤改良した地盤にプラスチック製のピンを使いえらい目に合いました。
その時は結局、マルカンがあったのでそれを仮に打ち込んで引っこ抜き、空いた穴に差し込むという拷問作業の刑でした。
100㎡に対し、200本のピンを用意し120~150本くらい使ったかな?ってくらいでした。10本くらい折ってます。
敷き込み完了
敷き込み自体は2~3時間の作業です。
敷き込み完了。
あとは、外周分の障害物を交わしたり、端部処理をすれば完成です。
こちらのビニールハウスは、ハウス本体の内側にもう一つのハウスが入っている(冬季の霜対策で内側にもう一つのハウスがあるそうです)構造なので防草シートを際まで敷くには切り込みを入れなければなりません。
隙間からは必ず雑草が生えてくるので可能な限り土が見えないようにしたい所です。
切った所は防草シート用の補修テープで張り合わせていきます。
出入口の所は、防草シートの端部を土に埋めました。よく行き来する部分でいくらピンで固定しても浮いている部分につまづきそうなので、埋めてしまってフラットに。
ハウス内は非常に乾燥していて土埃が凄かったのですが、防草シートでかなりマシになりました。雑草対策の他にもコレは重要なポイントだったと後から実感。
最後に
ハウスの内部はとりあえず、最低限の範囲で多肉を置ける所までは来ました。
きちんとした栽培棚にこだわらず、コンテナの上とかから始めて見ます。
あとは家庭菜園スペースの開拓とか、多肉育成環境の快適化など。それと定期的な維持に必要な外周の草刈りなど。
桜も咲いたことですし、本格的な春に間にあったという感じ。
とはいっても…、こんなに広い所に置く多肉がまずありません(笑)。
自宅なら多肉を育成できるスペースが限られていて増やしても置く所が無い!なんて思ってたのに、いざこんなに広いハウスを目の当たりにすると、広すぎて壮大です。
これから置き場所に悩むことは無さそうなので、伸び伸びと多肉ライフを楽しんでいきますよ!
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