我が家のチワワエンシスに異変が起きています。
チワワエンシスは色といい形といいお気に入りの品種でした。しかもこの一株しか持っていないので非常に残念です。
美しい姿でとても楽しませていただきました。元気な頃のチワワさんです。
成長点の異変
異変は成長点で起きました。エケベリアの成長点が無くなるってのは珍しくない事のようですが、うちのは成長点はあります。
多肉は成長点を中心に大きく育っていく為、健康な株は常に成長点が中心にあるものです。
しかし、その成長点がブレて曲がってる?ような状態に。目に見えておかしくなってから過去の画像を見返した所、半年くらい前からその兆候がみられていたのです。
半年前。この頃は全然気にしていませんでしたが、今思えば既に中心部がおかしいですね。
現在。成長点は完全に中心から外れ、なにやら違う形になろうとしています。
横から見ても変形しています。
こうなった原因は不明。このまま放置しても形がどんどん崩れて行くのは目に見えているので、ここら辺で一度解体しリセットしてみる事にしました。
胴切り
可能な所までバラバラにする為、まずは胴切りから。ミシン糸をぐるっと一周させてブツン。
と、ここで失敗に気付く…。
2月中旬、晴天の休日に行ったのですが多肉自体、休眠期…。天気が良くてつい…。
室内に取り込んで体力を回復させて成長開始する時期を見計らってからやるべきでした。もう後戻りできないので突き進みます。
胴切り下側は不要な葉を取り除き鉢に戻します。やがて芽が出てくるでしょう。
葉挿しとカット苗
成長点を生存可能な大きさまで小さくして再生を期待します。
乾燥させた後、土の上で発根待ち。当分室内ので管理です。
そして、これまでの過程で発生した不要な葉は全て葉挿しへ。
これも当面は室内管理。3月になっても雪は降るし最低気温は氷点下なので。
青森の桜は4月下旬から5月上旬にならないと開花しません。まだまだ寒い。
最後に
胴切り下株、上株、葉挿し、全てがうまく育つわけではありません。
特に葉挿しに関しては失敗も普通にあり得ます。
元の大きさに戻るには2年くらいかかると思います。今年は子株達と過ごす事になりそうです。
また、あのカワイイ姿を見たいので大切に育てて行きますよ!数は増えて行くので数年後が楽しみです。
このチワワだけを見れば2年って大変そうですけれど、他の多肉達がたくさん元気をくれます。チワワの再生はその多肉ライフの一部。
手間をかけた分だけ応えてくれるのも多肉のいい所。今年もがんばります。
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