ハオルチア『エメラルドフラッシュ』育成記録。群生株の株分け。

多肉植物

多肉植物のハオルチア、日光大好きな多肉植物の中でも日陰を好む品種です。

実は私はハオルチアをあまりうまく育てられません。

原産地では岩陰などに自生している品種で、直射日光に当てれば瞬く間に黒ずんでしまい、かといって日陰だと徒長する。置き場所がとても難しいのです。

植物を育てていると良く聞く「明るい日陰」が理想の環境。観葉植物ならそれほど神経質にならなくても明るい日陰っぽい所で育つのですが、ハオルチアは別です。

育てて見た感想は60%~70%遮光した日当たりに放置がベストっぽい。その環境作りが難しいのです。

という訳で、現状はもっぱら室内の南側窓辺。それでも日差しの強い日が数日続けば調子を崩します。

ハオルチアは難しいです。そんなハオルチアですが、わが家で安定して育ってくれている「エメラルドフラッシュ」をご紹介します。

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エメラルドフラッシュ

ハオルチアはある程度の大きさになると、どんどん子株をだして群生していきます。数年同じ鉢で放置したエメラルドフラッシュがこちら。

パッと見だけでも10以上の群生です。

葉の先端には透明な窓を持ち、肉厚な葉と直角に折れ曲がったような葉の形が特徴的です。

どの角度から見ても整った形の株が目に入ります。

窮屈そうに見えますが、この先更に放置するともっと膨らんでいくので意外と大丈夫。

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室内での冬越し

青森多肉、最難関の冬をエメラルドフラッシュは完全室内で冬越ししました。

ハオルチアは他の多肉と比べ寒さに弱く、ベランダ温室ではほぼ壊滅。

同じように室内に避難しても、黒ずんだり葉先から枯れたりと本当に難しいです。

しかしこのエメラルドフラッシュは何事もないように緑色のまま春を迎えています。

1月の様子がこちら。

ピンピンしています。

南側窓辺でガラス越しの日光を可能な限り当てています。花芽も出ました。

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春を前に株分け

このままでもいいんですが、土の入れ替え目的の植え替え時に株分けを決行。

抜いてみたら土はかなり減っていて、代わりに根でびっしりでした。そんな状態でも育つんだから凄い。

しかし多肉の育成に土はとても重要なポイントなので新鮮な状態を保つのは大切です。

こんなに沢山に分かれました・・・(笑)。

エケベリアの群生なんかでは、隣同士で押し合いギュウギュウ詰めの結果、形が崩れたりするものですけど、このエメラルドフラッシュは個々にしっかりとロゼット型を保っています。

エメラルドグリーンがとても美しい。

増えるのはいつやっても楽しいです。多肉の醍醐味。

ここまで育っていると、株分けした段階で一人前です。発根を待つばかり。

最後に

ハオルチアの育成はもっともっと勉強が必要な私でもエメラルドフラッシュは元気に育ってくれています。

1株ずつでも群生でも存在感を発揮する品種だと思います。

個性がありハオルチアらしい風貌ではないでしょうか。

苦手意識があるハオルチア、ハマれば勝手に育ってくれます。ソコを見極めるのがポイントとなりそう。

今年も多肉の春がやってきました。去年より今年、失敗を生かして元気な株を見せれる様にがんばります。

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