増やしやすい多肉植物を紹介するシリーズ、ピンクプリティ編です。
ベンケイソウ科グラプトベリア属のピンクプリティ。このグラプトベリア属ってのがおすすめです。
多肉の品種でも人気が高いエケベリアの形とグラプトペタルムの生命力。良い所を掛け合わせて作られたグラプトベリアは育てやすく増やしやすいのです。
エケベリアが好きならハマる事間違いなしのピンクプリティをご紹介。
ピンクプリティの親株
まず、親株の様子からご覧ください。
変なエケベリア?よりエケベリアらしくないですか!綺麗に広がるロゼット型に肉厚の葉。
紅葉期には名前の由来である淡いピンク色に。この画像は10月撮影のもので、これからもっと色が強く出てきます。
ちょっと残念な所もありまして、成長期~夏場はこれでもかと言うほど緑色になってしまわれる事でしょうか。
グラプト属の血を受け継いでいるので成長すると茎立ちして行きます。
胴切り
まず胴切り。茎立ちしたら幹の部分から切ってOK。
エケベリアの様に糸でグルっと回し絞り切ってもOK。
カット苗側は乾燥させてから土の上へ置き発根させて新たなスタートです。
親株(下株)側は通常管理で新芽が出てくるでしょう。
成長は早く、半年でこのくらいまで育ってくれます。
葉挿しと違い胴切りの場合は特に管理する事が無くほっといてもほぼ100%新芽が出てきて、更に放置すると勝手に育っていきます。お手軽に増やしたい場合はこれが一番。
葉挿し
不要な葉や、挿し木の過程で処理した葉は葉挿しへ。グラプト系なので成功率は非常に高く、ほぼ100%で発根~発芽します。
ペースも早く、時期が良ければ2週間もすれば変化を見る事が出来ます。
親葉は枯れて自然に取れるまで付けて置くのがポイント。カピカピになれば自然と外れます。
葉挿しで増えるととても得した気分になるんですよね。しかも多頭の物がほとんどでした。
まとめ
グラプトペタルム、グラプトベリアはなんといっても増やすのが楽しい。葉挿しは直射日光に当てないとか春秋が好環境とかの基本さえ知っていれば、ほぼ失敗する事なく増やしていけます。
エケベリアは少しハードルが高いと感じる場合、ピンクプリティの様なグラプトベリアで慣れてみるといいです。
見た目はエケベリアそっくりですし。暑さや寒さにも強く育てやすさで言ってもトップクラス。
グラプトベリアにも色々な品種があるので、気に入る物を探してみるのもいいかもしれません。
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